railsチュートリアル 第六章
はじめに
railsチュートリアルで理解しにくいところや、詰まったところを書いていく記事になります。
なので、手順を示す記事とはなっていません。
データベースの構造の確認
Userモデルを生成し、db:migrateコマンドを打つとdb/development.sqlite3という名前のファイルが生成される。↓
$ rails generate model User name:string email:string
$ rails db:migrate
通常はDB Browser for SQLiteというツールを利用しデータベースの構造の確認ができるが、今回僕はcloud9(クラウドIDE)を使っているので、ファイルをダウンロードし、Spliceというアプリを使ってデータベースの構造を確認することができた。
便利!!
サンドボックス
$ rails console --sandbox
↑のようなコマンドを打つと、コンソールをサンドボックスで起動することができる。
起動すると以下のようなメッセージがでる。
Any modifications you make will be rolled back on exit
ここで行ったすべての変更は終了時にロールバックされます
ということで、データベースを変更せずにコンソールを使いたい場合はサンドボックスモードにするといい。
ユーザーオブジェクトを更新
いったん作成したオブジェクトを更新したい場合はupdate_attributesメソッド
を使うといい。
例:
user.update_attributes(name: "The Dude", email: "[email protected]")
update_attributesメソッドは属性のハッシュを受け取り、成功時には更新と保存を続けて同時に行う。
保存に成功すれば、trueを返してくれる。
バリデーションとテスト駆動開発
バリデーションとテスト駆動開発は相性が良く、まず失敗するテストを書き、次にテストを成功させるように実装すると、期待した通りに動いているかを確認することができる。
例:
require 'test_helper'
class UserTest < ActiveSupport::TestCase
def setup
@user = User.new(name: "Example User", email: "[email protected]")
end
test "should be valid" do
assert @user.valid?
end
test "name should be present" do
@user.name = " "
assert_not @user.valid?
end
end
setupメソッドで@userを定義しておく。
setupメソッドの中の書かれた処理は各テストが走る直前に実行される。
@user.nameを空白にし、assert_notメソッドを使うことで有効性を確認できる。
まだ、validatesをかけていなければテストはREDになる。
以下のようにすることで、テストはGREENとなる。
validates :name, presence: true
メールの正規表現
email属性の場合は、有効なメールアドレスかどうかを判定するために、もっと厳重な要求を満たさなければらない。
空のアドレスに対してvalidatesするだけではなく、
[email protected]
にフォーマットが合っているかを確認する必要がある。
以下にそのテストを載せる。
例:
有効なメールアドレス
test "email validation should accept valid addresses" do
valid_addresses = %w[[email protected] [email protected] [email protected]
[email protected] [email protected]]
valid_addresses.each do |valid_address|
@user.email = valid_address
assert @user.valid?, "#{valid_address.inspect} should be valid"
end
end
無効なメールアドレス(,があったり、@がない)
test "email validation should reject invalid addresses" do
invalid_addresses = %w[user@example,com user_at_foo.org user.name@example.
foo@bar_baz.com foo@bar+baz.com]
invalid_addresses.each do |invalid_address|
@user.email = invalid_address
assert_not @user.valid?, "#{invalid_address.inspect} should be invalid"
end
end
assert @user.valid?, "#{valid_address.inspect} should be valid"
により、どのメールアドレスでテストが失敗したかわかるようにする。
このテストをGREENにするなら以下のようなvalidatesが必要になる。
class User < ApplicationRecord
#空白と長さに対するvalidatesを含む
VALID_EMAIL_REGEX = /\A[\w+\-.]+@[a-z\d\-.]+\.[a-z]+\z/i
validates :email, presence: true, length: { maximum: 255 },
format: { with: VALID_EMAIL_REGEX }
end
他にも一意性を持たせないといけないが割愛。
セキュアなパスワード
セキュアパスワードという手法では、各ユーザーにパスワードとパスワードの確認を入力させ、それを (そのままではなく) ハッシュ化したものをデータベースに保存する。
ユーザーの認証は、パスワードの送信、ハッシュ化、データベース内のハッシュ化された値との比較、という手順で進む。
比較するのは生のパスワードではなく、ハッシュ化されたもの同士である。
そのためにhas_secure_password
というメソッドを利用する。
このメソッドはUSERモデル内で呼びだすことができる。
class User < ApplicationRecord
.
.
.
has_secure_password
end
モデルにこのメソッドを追加することで、
・データベース内のpassword_digestというカラムにハッシュ化したパスワードを保存
・passwordとpassword_confirmationの利用
・authenticateメソッドが使用
が可能になる。
このメソッドを使用するにはデータベースにpassword_digest
というカラムを追加する必要がある。
(マイグレーションファイルを作り、changeメソッド内に処理を書き、マイグレートする)
また、bcryptをインストールしていない場合は、Gemfile
に記述し、bundle install
を実行しておく。
authenticateメソッド
ハッシュ化されたもの同士を比較するにはauthenticateメソッド
を利用する。
引数の文字列がパスワードと一致すれば、Userオブジェクトを、間違っていればfalseを返す。
>>user.authenticate("not_the_right_password")
false
>> user.authenticate("right_password")
ユーザーオブジェクトが返される
おわり
第六章は、メインはユーザー登録に対するバリデーションとそれに対するテストだった。
ここも必須の行程になるだろうな。
次↓
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