AWS Cloud9でRubyのバージョンをアップデートする方法


rvmとは

rvmRuby Version Managerの略、つまりRubyのバージョン管理ツールです。(たぶん)
(※ Macのローカルではrbenvを使ってる場合がほとんどだと思うので別記事を参照してください😉)
まずはrvmが常に最新バージョンになるよう設定しておきましょう。

teminal
$ echo rvm_autoupdate_flag=2 >> ~/.rvmrc

ちなみに、手動で最新安定版に更新する場合のコマンドはこっち。

terminal
$ rvm get stable

rvmコマンドのあれこれ

rvmコマンドで使えるオプションを確認してみよう!

teminal
$ rvm -h

するとたくさんのコマンドが表示されるので、よく使いそうなものだけ抜粋します。

teminal
# インストール済みのRubyバージョンを一覧表示
$ rvm list


# インストール可能なRubyバージョンを一覧表示
$ rvm list known


# Rubyのバージョンを指定してインストール(今なら3.0.0かな?)
$ rvm install <version>


# 使用するRubyのバージョンを指定する
$ rvm use <version>


# デフォルトで使用するRubyのバージョンを指定する
$ rvm use <version> --default

他にもたくさんあるので時間があれば眺めてみてね😉⭐️

で、結局どうやってRubyのバージョンをアップデートするの?

上記で抜粋したコマンドを順に実行すればアップデート完了✨

おまけ

実際の作業はこんな感じ↓

terminal
# 現在のrubyバージョンを調べる
$ rvm list
   ruby-2.5.0 [ x86_64 ]
   ruby-2.5.5 [ x86_64 ]
=* ruby-2.6.3 [ x86_64 ]


# いまは2.6.3を使ってるけど、最新版はいくつかな?
$ rvm list known
〜〜 前略 〜〜
[ ruby- ]2.6[.6]
[ ruby- ]2.7[.2]
[ ruby- ]3[.0.0]
〜〜 後略 〜〜


# 最新版は3.0.0か、じゃあインストールしとこ
$ rvm install 3.0.0
〜〜 前略 〜〜
ruby-3.0.0 - #generating default wrappers........
ruby-3.0.0 - #adjusting #shebangs for (gem irb erb ri rdoc testrb rake).
Install of ruby-3.0.0 - #complete 
Ruby was built without documentation, to build it run: rvm docs generate-ri


# 再びrubyバージョン確認
$ rvm list 
   ruby-2.5.0 [ x86_64 ]
   ruby-2.5.5 [ x86_64 ]
 * ruby-2.6.3 [ x86_64 ]
=> ruby-3.0.0 [ x86_64 ]


# 無事に3.0.0が追加されてるからデフォルト設定にしとこ
$ rvm use 3.0.0 --default
Using /home/ec2-user/.rvm/gems/ruby-3.0.0


# 再度rubyバージョン確認
$ rvm list 
   ruby-2.5.0 [ x86_64 ]
   ruby-2.5.5 [ x86_64 ]
   ruby-2.6.3 [ x86_64 ]
=* ruby-3.0.0 [ x86_64 ]

ということで無事に最新安定板のrubyを使用可能になりました◎