AWS RDS MySQL データベースログファイル


エラーログ

概要

  • 起動時、シャットダウン時、エラー検出時にのみエラーログへの書き込みが行われる。

設定

  • デフォルトで生成される。

ログ

  • mysql-error.log ファイルに書き込まれる。
  • mysql-error.log​ は 5 分ごとにフラッシュされ、mysql-error-running.log に追加される。
  • mysql-error-running.log ファイルは 1 時間ごとにローテーションされ、直前 24 時間以内に 1 時間ごとに生成されたファイルが保持される。​

  • cloudwatch には /aws/rds/instance/インスタンス名/error で保存される。

スロークエリーログ

概要

  • SQL の実行時間が指定した時間(デフォルトですと10秒)よりも長くかかったものを出力することができます。これにより、問題があるSQLを特定することができるので、MySQLを運用する際のトラブルシューティングによく使われます。

設定

  • スロークエリーログを有効にするには、パラメータグループから slow_query_log1 にする必要がある。

ログ

  • デフォルトでは、log_outputTABLE になっっており、mysql.slow_log テーブルに書き込みされる。
  • cloudwatch へ保存するためには、FILE にする必要があり、ログファイルは 1 時間ごとにローテーションされる。

  • cloudwatch には /aws/rds/instance/インスタンス名/slowquery で保存される。

一般ログ

概要

  • MySQL サーバが実行した全ての SQL クエリを出力するログです。 MySQL サーバに接続した時間、接続元ユーザ、実行したSQL を出力する。

設定

  • 一般ログを有効にするには、パラメータグループから general_log1 にする必要がある。

ログ

  • デフォルトでは、log_outputTABLE になっっており、mysql.general_log テーブルに書き込みされる。
  • cloudwatch へ保存するためには、FILE にする必要があり、ログファイルは 1 時間ごとにローテーションされる。

  • cloudwatch には /aws/rds/instance/インスタンス名/general で保存される。

監査ログ

概要

  • MySQL データベースインスタンスでの MariaDB 監査プラグインの使用をサポートしています。
  • MariaDB 監査プラグインは、データベースへのユーザーのログオンやデータベースに対して実行されたクエリなどのデータベースアクティビティを記録します。

設定

  • MARIADB_AUDIT_PLUGIN オプションを指定したオプショングループを使用する必要があります。

【新機能】Amazon RDSのMySQLとMariaDBで監査ログに対応。ついでにrdsadminの動作も確認してみた。

ログ

  • cloudwatch には /aws/rds/instance/インスタンス名/audit で保存される。

リンク

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