3分間ネットワーク備忘録 第8回


概要

引き続き3分間ネットワークについて、
学習の備忘録を書いていきます。

今回は、少し少ないですが、
- 第19回
- 第20回

について振り返っていきます。
この第19回から、ついにこの3分間ネットワークの一番ボリュームのある、
レイヤ3であるネットワーク層についての内容となります。

ここからこのレイヤ3について長々と解説が続くことになりますが、
実際に内容はとても面白いですし、非常に重要な内容となります。

ルータ

まず、レイヤ3のネットワーキングデバイスであるルータの話になります。
以前のレイヤ1で出てきたハブと呼ばれるものであったり、
レイヤ2で出てきたブリッジスイッチがありましたが、
これらを異なるネットワーク間に置いて、それらでデータの転送をになってもいいのでは、
と考えるかもしれませんが、実際、
ネットワーク間の通信においてはルータを経由するというルールがあります。

このルータは、宛先への距離であったり、
使用するメディアの転送速度トラフィックや信頼性などを考慮し、
ベストとなるデータの転送経路をルーティングする役割を持っています。

TCP/IP

TCP/IPはネットワークを勉強するときに必ず出てくるプロトコルですが、
実際TCPIPはそれぞれ代表的なプロトコルの名前で、TCP/IPはもっと多くのプロトコルからなっています。

TCP/IP 意外でよく知られているのは、IPX/SPX であったり、AppleTalkです。

レイヤ3はパケットの転送を受け持ちますが、その際に
- 論理アドレスを決定
- 経路を決定
- ベストエフォート型転送を行う
- コネクションレス型通信(事前に「送りますよ」「いいですよ」というような連絡はなし)
を行います。

パケット

レイヤ3は、レイヤ4から受け取ったセグメントデータに対して、
20〜60バイトのIPヘッダを先頭につけ、データをパケットにして転送します。

このIPヘッダの中でも重要な論理アドレスである、IPアドレスについて、次回からは詳しく解説されています。

今日は時間がないのでこの辺で、

おわり。