キャッシュ アサイド パターン
Webサービスを多くのユーザに提供しているとパフォーマンスの問題にあたります。何度も同じデータを検索し同じ結果を返す。結果的にサーバの負荷がかかってしまうということになってきます。
そこで登場するのがキャッシュということになるのですが、ここでは常にキャッシュを最新化するパターンを紹介しようと思います。
キャッシュを使わない場合の問題
常にコストの高いデータベースへ問い合わせるためシステムの負荷が上がりパフォーマンスに影響を与えることがあります。
キャッシュを使う場合の利点
データベースへ問い合わせる代わりにコストの低いキャッシュサーバに保存しておいたデータを返すことでパフォーマンスの向上が期待できます。
流れ
-
データ取得時
- キャッシュがないかを確認
- キャッシュがある場合はキャッシュを応答
- キャッシュがない場合はデータを取得
- キャッシュに保存
- 応答
-
データ保存時
- データを更新する
- キャッシュを削除
実装イメージ
- コードはイメージ的なものなので、実際のコードと置き換えてもらうと幸いです。
- キャッシュはRedisなどのKVSに保存することを想定しています。
public class FooController : Controller{
public FooController(ICatche catche, IFooService service){
Catche = catche;
Service = service;
}
private ICatche Catche{get;}
private IFooService Service{get;}
public Foo GetFoo(int id){
var key = $"Foo:{id}";
//キャッシュがあるかを確認
if(Catche.Exists(key)){
//存在すればキャッシュを返す
return Catch.Get<Foo>(key);
}
// データを取得する
Foo value = Service.Get(id);
// キャッシュにデータを保存
// 1時間の有効期限付き
Catche.Set<Foo>(key, value, TimeSpan.FromHours(1));
return value;
}
pubic void UpdateFoo(Foo value){
var key = $"Foo:{id}";
//Fooを更新する処理
Service.Update(value);
//キャッシュを削除
Catche.Delete(key);
}
}
参考サイト
キャッシュ アサイド パターン - Cloud Design Patterns | Microsoft Docs
Author And Source
この問題について(キャッシュ アサイド パターン), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/y_ikeda/items/e54f39069ebb54e98f79著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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