macOSでPython環境の構築


前提条件

macOSでAzure開発用にPythonをセットアップしたときのメモです。
Azureでは現在Python3.6.Xをサポートしているので、Python3.6.9をインストールします。

Xcodeのインストール

Apple StoreからXcodeをインストールする。

インストール後、コマンドライン・デベロッパ・ツールをインストールするためterminalで以下のコマンドを実行する。

$ xcode-select --install

利用規約の同意が聞かれるので、同意してインストールを進める。

Homebrewのインストール

Homebrew公式サイトに従って、下記スクリプトをterminalで実行する。

$ /usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"

Pythonのインストール

はじめに、複数のPython環境が使えるようにpyenvをインストールします。

$ brew install pyenv

pyenvのインストール後に、Python3.6系列のバージョンにおいてインストールできるバージョンの確認を行います。

$ pyenv install --list  | egrep '^[ ]+[3]\.[6]\.[0-9\.]+$' 

ここでは、AzureでサポートされているPythonが3.6系列のため、Python3.6.9をインストールします。

$ pyenv install 3.6.9

通常使用するPythonを変更します。

$ pyenv global 3.6.9

Pythonの設定を行っていきます。
ベースとなるPythonには、今回の設定以外のパッケージをインストールせずにvirtualenvかpipenvで制作するプロジェクト内で、パッケージをインストールしてもらいます。

$ python -m pip install pipenv virtualenv

最後に、pyenv-virtualenvをインストールして、Python環境の構築は完了です。

$ brew install pyenv-virtualenv

以上です。お疲れさまでした。

引用

参考にさせていいただきました。ありがとうございます。
macOSにHomebrewをインストール
MacOSとHomebrewとpyenvで快適python環境を。