最新の Ruby を Mac にインストールする手順


Ruby のバージョン管理には rbenv を使うのが、定番なのかもしれませんが、

基本的に、最新のものしか必要ないのであれば、Homebrew でインストールして、管理してしまうというのもアリかもしれません。

% ruby -v
ruby 2.6.3p62 (2019-04-16 revision 67580) [universal.arm64e-darwin20]

それなら、次の記事で最新の Git をインストールした時と同様に、

以下のようなコマンドを実行していくだけで済みます。

% brew install ruby
% echo 'export PATH="/opt/homebrew/opt/ruby/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
% source ~/.zshrc

普段から「 複数のバージョンを使い分ける 」というわけではないなら、特に問題もないでしょう。

% ruby -v
ruby 3.0.1p64 (2021-04-05 revision 0fb782ee38) [arm64-darwin20]

ちなみに( ~/.zshrc ではなく )~/.zshenv にパスを記入する場合は、

次のように no_global_rcs というオプションを有効にしないと、再ログイン時などにパスが戻ってしまうので、注意が必要です。

~/.zshenv
setopt no_global_rcs
export PATH="/opt/homebrew/opt/ruby/bin:$PATH"