Emacsの使い方


Emacsを使ってみたい!という方や、Vimを使ってるけどEmacsも気になる!という方向けの記事ですが、Emacs使ってるぜ!って人も大歓迎です。
Let's emacs!

インストール

※筆者はUbuntuでしか使ったことがないので、Ubuntuでのやり方しか説明できません。

ターミナルを立ち上げて、下のコマンドを入力します。typo(間違えてvimの部分をemacsとしてしまうなど)すると違うパッケージがインストールされてしまう場合があるので気をつけてください。

$ sudo apt install -y vim

また、よくあるトラブルを回避するため、以下の行を.bashrcに追記することをおすすめしています。

alias emacs=vim

起動

起動の仕方は2通りあります。

$ vim    #正統派

$ emacs  #ちょっと変わった人向け

基礎的な編集

起動したままの画面で何かキーを押してみましょう。あなたがよほどの強運の持ち主でない限り何も入力できないと思います。これは、Emacsで「コマンドモード」と呼ばれる状態だからです。ここが初心者の方がよくつまずくポイントだと思います。試しにiキーを押してみてください。何か入力するとちゃんと画面に反映されるようになったと思います。このモードは「挿入モード」などと呼ばれます。Escキーを押すと先程の入力ができない状態に戻ります。Emacsではカーソルの移動は基本的にこのモードで行います。iで編集モードに入り、複数行のテキストを入力してください。そしてEscを押してください。hjklを押すとカーソルを移動できるのでやってみてください。また、xで1文字消去、ddで一行消去できます。

ファイルを保存したり開いたりする

前のセクションで基礎的な編集ができるようになったと思うので、ファイルとして保存してみましょう。コマンドモードで:w emacs.txtと入力してみてください。これで編集内容がemacs.txtに保存されました。Emacsを閉じてみましょう。:qと入力してください。
また、先程のファイルを開くには、

$ vim emacs.txt

または

$ emacs emacs.txt

と入力します。

おわりに

Emacsは非常に高機能で、ここには書ききれないほど多くの機能があります。Webで「vim 使い方」などと検索するといろいろな情報がみつかるので、試してみてください。

注意

本当はVimの説明です。Emacs使ってる方、ごめんなさい。