re:Invent 2020 ストレージ関連の新サービス、アップデートまとめ


re:Invent2020で発表されたEBS、EFS、S3等のストレージ関連サービスのアップデートをまとめてみました。

re:Invent スペシャル企画 まだまだやるよ!宇宙一 回数の多い re:Cap week8
でこのあたりをキャッチアップしますので是非ご参加ください!

EBS

gp3 volumes for EBS

  • 3,000 IOPS、125MB/sのベースライン・パフォーマンス
  • 最大16000IOPS

JAWS-UG横浜のre:Cap week1で発表した資料に詳しいことは残しています。
https://www.slideshare.net/akifuminiida/jawsug-yokohama-recapweek1gp3

io2 Block Express

  • 最大 256 K IOPS と 4000 MBps のスループット
  • 最大 64 TiB のボリュームサイズ

スループット最適化 HDD (ST1) とコールド HDD ボリューム (SC1) の最小ボリュームサイズを75%削減

- 最小ボリュームサイズ125GBから作成可能に(従来は500GB)

EFS

Amazon EFS ストレージの使用状況がモニタリング可能に

  • EFSコンソールからStorageBytes メトリクスが確認可能
  • CloudWatch コンソール、その API、CLI、および AWS SDK からモニタリング可能

S3

Amazon S3が強力な書込み後の読み取り整合性

  • S3 の GET、PUT、LIST 操作のすべて、およびオブジェクトタグ、ACL、またはメタデータを変更する操作に強力な整合性を適用
  • 既存および新規の S3 オブジェクトすべてに適用

Amazon S3 Replication が複数の宛先バケットのサポートを開始

  • 異なるストレージクラス、異なる暗号化タイプ、または異なるアカウント全体でデータの複数のコピーを保存
  • [レプリケーションステータス] を確認可能

Amazon S3 Replication 双方向レプリケーションのサポート

  • オブジェクトアクセス制御リスト(ACL)、オブジェクトタグ、複製されたオブジェクトのオブジェクトロックなどのメタデータの変更を簡単に複製
  • S3管理コンソールまたはAmazonCloudWatchでオブジェクトとオブジェクトメタデータのレプリケーションの進行状況を監視

Amazon S3 Bucket Keys

  • KMSで行っていたデータキーの生成、暗号化操作をS3バケットキーが実施
  • SSE-KMSで暗号化する場合のコストが最大99%下がる