PHPで書くWordPressループ処理の基本と、件数やカテゴリーなどを指定する方法


WordPressの更新システムを組み込んだwebサイトの作成、「記事一覧」「実績一覧」「メニュー・料金一覧」「よくある質問一覧」などなど、ループ処理で一覧表示をさせることが多いかと思います。
ループ処理の基本的な書き方と、カテゴリーや件数での条件を指定した書き方をまとめました

ループ処理の基本的な書き方

<?php if (have_posts()) : while (have_posts()) : the_post(); ?>

 <!-- 記事のループ処理 -->

<?php endwhile; ?>
<?php else : ?>

 <!-- 記事が無い場合 -->

<?php endif; ?>

ループ処理の中身の一例

<?php if (have_posts()) : while (have_posts()) : the_post(); ?>
        <a href="<?php the_permalink(); ?>"><?php the_title(); ?></a>
        <span><?php the_time('Y/m/d'); ?></span>
    <?php endwhile; ?>
<?php else : ?>
    <p>記事がありません</p>
<?php endif; ?>

この書き方では以下のようになります

記事がある場合

  • タイトルをaタグで囲んで表示、リンクは投稿先へ
  • spanタグで日付を年/月/日で表示
  • この処理を記事がある分だけ繰り返す
  • ループ終わり

記事が無い場合

  • 「記事がありません」という文字列をpタグで囲んで表示
  • ループ終わり

更に最初に少し書き加えると、条件を指定した表示ができます。

カテゴリーを指定

'cat=○○'この部分に表示させたいカテゴリのIDを入れる

<?php query_posts('cat=1'); ?>

<?php if (have_posts()) : while (have_posts()) : the_post(); ?>
 <!-- 記事のループ処理 -->
<?php endwhile; ?>
<?php else : ?>
 <!-- 記事が無い場合 -->
<?php endif; ?>

複数のカテゴリを指定する場合はカンマで区切る

<?php query_posts('cat=1,3,5'); ?>

指定のカテゴリを表示しない場合

<?php query_posts('cat=-1'); ?>

表示数を指定

'posts_per_page=〇〇'この部分に表示数を入れる

<?php query_posts('posts_per_page=10'); ?>

<?php if (have_posts()) : while (have_posts()) : the_post(); ?>
 <!-- 記事のループ処理 -->
<?php endwhile; ?>
<?php else : ?>
 <!-- 記事が無い場合 -->
<?php endif; ?>

指定のカテゴリの表示数を指定

<?php query_posts('cat=1&posts_per_page=10'); ?>

まとめ

規模の小さいコーポレートサイトやブログの更新システムは、この書き方で十分まかなえるかと思います。