未経験入社4ヶ月目でJava Gold SE11に合格した話


2021年4月の下旬にJava shilverを取得したのですが、Oracleの再受験無料キャンペーンがあったのでJava Goldも受験してみようと思ったのが受験のきっかけです。
あとは給料が上がるという不純な理由もありました^^;
案の定1回目は不合格だったので、2回目で合格ということになりました。

受験時のスペック

1回目受験の時
受験したのが5月下旬だったので、入社からもうすぐで2ヶ月になろうかというところでした。
研修ではJavaのサーブレットやJSPを用いてTODOアプリを作っていました。
2回目受験の時
受験したのは7月中旬だったので、入社してから3ヶ月半が経過していました。6月からフロントエンドの開発に携わったので、業務でJavaを使うことはなくなりました。
なので、業務時間以外で勉強を進めていきました。

使用したもの

①いわゆる黒本というやつです。1回目の受験の時は黒本オンリーで挑みました。
https://www.amazon.co.jp/%E5%BE%B9%E5%BA%95%E6%94%BB%E7%95%A5-Java-Gold-%E5%95%8F%E9%A1%8C%E9%9B%86-1Z0-809/dp/4295000035/ref=sr_1_2?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=JavaGold&qid=1630321601&sr=8-2
Java Gold SE11に対応した黒本がないのが難点ですね…
(追記)
Java Gold SE11に対応した黒本が発売されるそうです!
https://www.amazon.co.jp/%E5%BE%B9%E5%BA%95%E6%94%BB%E7%95%A5Java-SE-11-Gold%E5%95%8F%E9%A1%8C%E9%9B%86-1Z0-816/dp/4295012564/ref=sr_1_7?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=JavaGold&qid=1630494956&sr=8-7

②いわゆる紫本というやつです。1回目の受験時に、圧倒的な知識不足を痛感したので、内容を網羅するために買いました。
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AA%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%83%AB%E8%AA%8D%E5%AE%9A%E8%B3%87%E6%A0%BC%E6%95%99%E7%A7%91%E6%9B%B8-Java%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9E-Gold-SE11-%E8%A9%A6%E9%A8%93%E7%95%AA%E5%8F%B71Z0-816/dp/4798162027/ref=sr_1_3?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=JavaGold&qid=1630321601&sr=8-3

③Oracleの無料セミナー
Oracleに登録していると、メールでセミナー等の案内が来るのですが、そこでJava Goldの対策セミナーがあったので受講しました。
ストリームAPIとか新範囲の説明もあったので、とてもタメになりました。

④スマホの暗記アプリ
ストリームAPIであったり、戻り値の型であったりと、とにかく暗記量が多かったので自分で問題を作れるタイプの暗記アプリを使いました。

具体的な勉強法(1回目受験時まで)

Java shilverに合格した4月下旬から、5月末の受験日までの勉強方法を記載していきます。

極力お金はかけたくなかったので、silverの時と同じように黒本ばかりやっていました。何周も繰り返し解いたので、9割近くは正解を出せていたと思います。
新範囲のモジュールシステムやセキュアコーディングも軽く目を通しましたが、全然わからなかったので諦めました。

そして迎えた試験当日

合格正答率が63%に対し、結果は53%でした…。大体10問ほど合格には届かなかったというところです…。
silverの時は、黒本の問題がそのまま出ていたのに対し、Goldになると黒本と同じ問題はまず出ません。なので、丸暗記では絶対に合格できません。
また、見たことのない単語や文法もかなりあったので知識不足を痛感しました。

具体的な勉強法(2回目受験時まで)

まず、知識不足を補うために紫本を使いました。Javaクラスの基礎や例外処理など、自分ではわかっていたつもりでも、いざ読んでみると初めて知ることが多く、「そりゃ受からんな」と感じました。。

紫本の進め方

まずは1周することから始めました。章末問題も解きつつ、Notionアプリをノートがわりにしながら進めました。
ただ、量が多すぎて1周するだけでも2週間近くかかった気がします。

黒本の進め方

ちょうどドラゴン桜がやってた時期で、「東大生はなぜ?の部分を大切にする」と言っていたので、影響の受けやすい僕はすぐに取り入れ、「なぜこの答えになるのか」というところを追求していきました。

Oracleセミナー

僕が受けたセミナーは、ストリームAPIに関するセミナーと、ラムダ式や並列処理、JDBCなどの出題範囲の約半分の分野が詰まったセミナーを受けました。
受けたセミナーの中から2問くらい同じ問題が出たので、受けておいて損はないです。

暗記アプリ

「このメソッドの働きは?」とか、「このメソッドの引数の型は?」といったように、忘れやすい内容を中心に自分で問題を作って解いていきました。実際に効果があったのかは不明ですが、直前に見返したところが出ればラッキーくらいの気持ちでやっていました。

いざ2回目の受験へ

試験を受けたのが7月の半ばだったので、再受験無料キャンペーン締め切り間際に受けました。
実を言うと、1回目の時と問題はほとんど同じです。ただ…1回目の時に悩んだ問題に2回目も悩むんですよね笑
1ヶ月ちょっと勉強したけど、解けないものは解けないことがわかりました笑笑モジュールシステムとかセキュアコーディングはよくわからずじまいでした。

そして…結果は合格正答率が63%に対し、64%で合格しました!!!!!
あと2問間違ってたら不合格でしたね😅だからOracleのセミナーを受けてなければ落ちていたということになります笑
でも、受かったら点数なんて関係ないと思い、終了した瞬間はニヤけました😏

最後に

ここまで私の稚拙な文章にお付き合いいただきありがとうございました。最後に自分が試験を通して感じたことをまとめていきます。

資格は取ったけども…

スペックのところでも書いた通り、現在はフロントエンドの開発を行っているのでJavaを使うことがありません笑
資格を取っても実務で使う時がなければ、ペーパードライバーと一緒と聞いたので、僕はペーパードライバーを極めています。
でも、資格は取って損はないので、取りたいなと思ったらチャレンジすることをオススメします。正直、Java Goldを取れたことはめちゃくちゃ自信になりました。

これから受験する皆様へ

Java最難関の試験とも言われていますが、努力すれば絶対に合格点は取れます。(8割とか9割取るにはそれなりの実務経験も必要になるかもしれませんが…)
僕は特別頭が良いわけでもない普通の人間です。そんな人間でも取れたので、大丈夫です!
これから受験される方へ、少しでもこの記事が役に立つことを祈っています…。