GCEとAWSの比較(2015/8末時点)
今までずっとAWSを使ってきましたが、高止まりしている価格とメンテナンスリブートの心配という点から、GCEも使い始めてみました。
r3.2xlarge (AWS) -> n1-highmem-8 (GCE) への移行で、性能的にはメモリが若干減少、IOPSはそこそこ向上でトータルではほぼ同じぐらいかなあという感じです。
良かったところ:
- コストが削減できた
- リザーブドインスタンスを事前購入しなくても自動的に割引になっていくのでキャッシュフローにやさしい
- Web UIの使い勝手が良い
悪かったところ:
- 運用をはじめて三日目、突然インスタンスがrebootした。レアイベントを引いたのかもしれないが、こんなことを心配しなければいけないのでは AWS の事前告知のあるメンテナンスリブートより悪い。
- Web UIの操作中突然開発環境のネットワークからインスタンスのネットワークへの通信が遮断され、アクセスできなくなった。外部環境からのアクセスは可能なので大きな被害にはならなかったが、いちいち踏み台を経由してアクセスしなくてはならなくなって不便極まりない。ファイアーウォールの設定とは別に通信を遮断する仕組みがあるようで、何がどうなってこういう状況になっているのか検討がつかない。
- 上記のようなトラブルに対するテクニカルサポートは有料で、それ込みで考えるとAWSのほうが安いかも。
Local SSDのパーマネント化など、将来への期待は大きいですが、現時点ではAWSにはないトラブルに遭遇するリスクは思ったより高く、手の届かない部分で発生するトラブルに対処するためにテクニカルサポート費用を払うことを考えるとどうなんだろうなあ、という感じですね。
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この問題について(GCEとAWSの比較(2015/8末時点)), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/takiuchi/items/2f9c4a9c2f71a7d95c68著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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