CodeBuildを使ってみたメモ


本当に今更だけどCodeBuildを使って、GitHubリポジトリのDockerfileをビルド&イメージプッシュ & Kubernetesにデプロイする設定を入れたので知見をメモする。

GitHubと連携できる

てっきりリポジトリにコミットされたらCodeBuildを実行〜みたいな時、CodeCommitじゃないとできないのかなと思っていたのですが、GitHubでもできました。

CodeBuildでDockerイメージをビルド(dockerコマンドの実行)する際には、CodeBuildオリジナルのDockerイメージを使わなければならない

"特権付与"にチェックを入れても、CodeBuild用のaws/codebuild/dockerイメージでなければdockerコマンドは使えません。

CodeBuildコンテナでのRubyインストール方法

前述の理由によりRubyを使いたい時、Rubyイメージが使えずコンテナにRubyをインストールするしかないのですが、普通にapt-get install rubyだと1.9が入ってしまいます。
2.4等新しいものをインストールする場合は次のようにします。

apt-get install -y software-properties-common
apt-add-repository -y ppa:brightbox/ruby-ng
apt-get update -y
apt-get -y install ruby2.4 ruby2.4-dev

イメージのタグなどに使う用のGitコミットID取得方法

下記変数が自動的にセットされているので、これが使えます。
※CodeBuild上のファイルは.gitがないようです。

CODEBUILD_RESOLVED_SOURCE_VERSION

シークレットの取り扱い

CodeBuildで環境変数を設定できるが、パスワード等のシークレットはAWS Systems Managerのパラメータストアを使います。

下記例は、パラメータストアにvalという名前で登録した値を、CodeBuild内でkeyという環境変数名前で使用できます。

env:
  parameter-store:
    key: "val"