The magic words are squeamish ossifrage


日本語でおk?
と思って調べたのに、結局知りたかったことは英語のソースにしかなかったので書きました。

はじまり

Railsのattr_encryptedを調べていたはずが、RSA暗号のWikiにまで逸れたときにそれを見つけました。

1977年、マーティン・ガードナーがコラムを連載していたScientific American誌に129桁の鍵を使ったRSA方式で暗号化されたメッセージを掲載。
(中略)
答えは「The magic words are squeamish ossifrage」(MITのジョークで“骨折り”の意)

直訳

「魔法の言葉は気難しいヒゲワシです」

??

ググる

「映画サマーウォーズの~」

あの映画好きだけど今はそうじゃないんだ…。

答え

実は検索結果の2件目に出てました。
英語版Wiki
(筆者は英語が得意でないので無意識にスルーしてました)

Ossifrage ('bone-breaker', from Latin) is an older name for the bearded vulture, a scavenger famous for dropping animal bones and live tortoises onto rocks to crack them open.

頑張って訳すと

Ossifrage(ラテン語で「骨を折る者」の意)はひげの生えたハゲワシの旧称で、動物の骨や生きた陸亀を岩に落として割る腐食動物としても有名。

といった感じでしょうか。
なるほど。

つまり、「squeamish ossifrage」とは「骨折り損のくたびれ儲け」に近い意味合いなのかなと。
(squeamishは「相当面倒なもの・こと」のニュアンスで捉えました)

暗号の解読に「骨を折った」人たちにこれを見せつけるあたり、皮肉の利いた面白いジョークですね。

一瞬見ただけでは何のこっちゃ、となるあたりも向こうの狙い通りな感がありますね。

さいごに

技術者たるもの英語は避けて通れないということを痛感させられた一件でした。

どこかで話のタネにでも使ってもらえれば幸いです。

「その訳おかしいよ!」等あればコメントしていただけると勉強になるので助かります。