クライアントOS・サーバーOS・ホストOS・ゲストOS


「クライアントOS」「サーバーOS」「ホストOS」「ゲストOS」この4つの言葉を聞いた時は、頭のなかでごちゃごちゃになっていたが理解できたので記しておきます。

ホストOS

仮想機械ソフトウェア(VirtualBoxなど)を直接動かしているOSのことを「ホストOS」と呼ぶ。

ゲストOS

ホストOSの元で動かしている仮想機械ソフトウェアが「あたかもそこに実在するかのようにみせてくれる仮想機械」の上で動かすのが「ゲストOS」

クライアントOS

ゲストOSとしてUbuntuを動かしたとして、そこでブラウザーを起動すればそのブラウザーはWebアプリケーションのクライアントとして動かせます。そのときはそのUbuntuはクライアントとして位置づけられるので「クライアントOS」とも呼べる。

サーバーOS

一方、Ubuntuの上でTomcatなどのWebアプリケーションサーバーを動かしたとしたら、そのアプリケーションへ接続するクライアントブラウザーからみてこのUbuntuはサーバーということになるので「サーバーOS」とも言える。

文脈による

「サーバー」という言葉は、Tomcatのようなサーバーアプリケーションを指す場合や、そのサーバーアプリケーションを動かしているサーバーOSや、さらにサーバーOSを動かしているサーバー計算機を指すことがあります。