OSが何なのかを歴史からサクッと知る


OSとは

オペレーティングシステム(英語: Operating System、OS、オーエス)とは、コンピュータのオペレーション(操作・運用・運転)を司るシステムソフトウェアである。

オペレーティングシステムは通常、ユーザーやアプリケーションプログラムとハードウェアの中間に位置し、ユーザーやアプリケーションプログラムに対して標準的なインターフェースを提供すると同時に、ハードウェアなどの各リソースに対して効率的な管理を行う。

出展:Wikipedia

要するに、ハードウェアの制御も含め「当たり前の機能を提供してくれるプログラムの集合体」ということですね。

どこかの本に「単独のプログラムではなく、複数のプログラムの集合体」と書いてありましたが、かなり的確な説明だと思います。

OSが生まれた経緯

OSが存在していなかった頃のコンピュータは、全くプログラムの存在しない状態から、プログラマが一からプログラムを書いていたそうです。

  • ハードウェアの制御
  • メモリの制御

これらも含めてプログラムを書くなんて、骨が折れますね...

ここで、ある人が閃いたそうです、
「せめて、プログラムのロードと実行は共通化しようぜ...」

ということで、モニタープログラムと呼ばれるものが誕生しました。

これによって、開発効率は上がりました。
モニタープログラムを起動させておけば、それにプログラムを投げるだけで簡単にロード→実行ができてしまいますからね。

時代は進み、モニタープログラムが複数誕生した時に、ある人が閃きました。
「あれ、プログラムに共通しているものがたくさんあるそ。まとめちゃえばよくね....」

ということで、キーボードやディスプレイ等のハードウェアの制御を共通化し、モニタープログラムに含めるようにしました。

これが初期のOSというわけです。

さらに時代は進み、
- 言語プロセッサ(アセンブラ、コンパイラ、インタプリタ)
- 様々なユーティリティ機能

が追加され、今日のOSとなったのです。