Vagrant コマンドラインインターフェース PLUGIN


PLUGIN

command: vagrant plugin

プラグインを管理するコマンド。
サブコマンドによりその主な機能が発揮できる。

  • install
  • license
  • list
  • uninstall
  • update

PLUGIN INSTALL

command: vagrant plugin install ...

指定された名称又はファイルパスのプラグインをインストールする。名称がファイルパスでない場合、リモートのリポジトリ(大抵RubyGem)からプラグインがインストールされる。既にインストールされている場合は、プラグインをアップデートするが、「vagrant plugin update」コマンドで代替することができる。

複数の名称が指定された場合、複数のプラグインがインストールされる。オプションがある場合は、コマンドで指定された全てのプラグインに適用される。

インストール済みの場合、このコマンドにより最新のバージョンのもので再インストールされる。

下記オプションが利用可能である:

  • --entry-point ENTRYPOINT
    デフォルトで、プラグインは同名の初期化ファイルをロードすることによりプラグインとして内部的にロードされる。ほとんどのケースにおいてこれがデフォルトであるが、インストール対象のプラグインが別のエントリーポイントを持つ場合、このオプションでそのエントリーポイントを指定可能である。

  • --plugin-clean-sources
    今まで定義された全てのソースをクリアする上級の機能。主にRubyGem.orgへのアクセスを防ぐ企業のファイアウォールで使用される。

  • --plugin-source SOURCE
    プラグインをフェッチするソースを追加。インストールする単一のプラグインのみでなく、以降にインストールするプラグインにも影響する。Vagrantが利用するプラグインのインストーラを制限する。

  • --plugin-version VERSION
    インストールするプラグインのバージョンを指定。デフォルトでは最新のバージョンをインストールする。このオプションでバージョンを限定できる。「1.2.3」や「>1.0.2」のような指定ができる。「">1.0.2, <1.1.0"」のように、カンマ区切りで複雑なバージョン指定も可能。(コマンドラインではクオテーションで括ること)

PLUGIN LICENSE

command: vagrant plugin license

VMware Fusion provider」のような商標のあるVagrantのプラグインのライセンスをインストールする。

PLUGIN LIST

command: vagrant plugin list

インストールされた全てのプラグインとそのバージョンを一覧表示する。バージョンの制限があるものに関しては、その制限事項も表示される。その他プラグイン特有の情報も表示される。

PLUGIN UNINSTALL

command: vagrant plugin uninstall [ ...]

指定したプラグインをアンインストールする。依存するプラグインも利用されないものとして同時にアンインストールされる。
複数名が指定された場合、その全てがアンインストールされる。

PLUGIN UPDATE

command: vagrant plugin update []

Vagrantにインストールされたプラグインを更新する。インストール時に指定したバージョンが考慮される。バージョン制限を変更する場合、「vagrant plugin install」により再インストールする。

名称の指定があった場合、その特定のプラグインのみ更新される。インストールされていないプラグインが指定された場合はそのプラグインはインストールされない。