Visual Studio Codeの使用感詳細


前に記事を書いてから、色々PHPの開発環境を試そうと思ってましたが、Visual Studio Codeで十分満足してしまいました。使用感をもう少し詳細に残しておきます。

総論

  1. その他の開発環境と同様、便利な機能は一通り揃っています。
  2. コストが掛からないのは、一つ大きなメリットです。
  3. 機能が揃っているのに、軽快に動作します。
  4. GitやCUIコマンドに距離感を感じている方には、最適の開発環境だと思います。Git、コマンドの便利さをすんなりと感じさせてくれます。

気に入っているところ

フリー

フリーで利用できて、Gitの使い方が素人に優しそうなGUI(Gitに関してはこのレベル)になっている点が好印象。

何よりも軽快

Eclipseと比較したら、大抵のものが軽快ですが、個人的には相当快適に感じています。
Atomと比較しても軽いと感じましたが、Atomの機能拡張の使い方が悪かっただけかもしれません。

Gitのメリットをイメージしやすい

Gitの素人(自分)がいだくイメージ(Android StudioにあるVersion Controlの画面)にかなり近い形のGUIが用意されていると思います。
Gitしたことが無い人でも、更新状況が一覧で確認できるだけで相当便利さを感じると思います。FTPに手動でUPする場合に更新リストとして重宝すると思います。
進み過ぎた世の中に付いていけてない自分としては、Jenkins使って自動でデプロイとか手が出せてないので、FTP手動UPは業務上必須です。
※Jenkinsとかよくわかってないので、言っていることが正しいかわかってません。きっとこういうことなのかってだけです。

最新のコミットとの差分が確認しやすい

最近気付きましたが、Gitの更新リストで、変更箇所がきちんと文字単位で強調されていて、非常に分かりやすい。細かいコミットをするインセンティブになります。

Powershellがウィンドウ内で利用できる

これも最近気付きましたが、powershellがウィンドウ内で利用できるのは便利。別Windowで立ち上げて、ディレクトリ移動してやるよりずっと直感的に利用できます。
Gitコマンド打つのってどこで打つのって一番最初思う気がするので、Gitの利用促進にもこのウィンドウ内のレイアウトは良いと思います。

面倒だなとおもったこと

ローカルにPHPの環境をインストールする必要がある

機能拡張で、PHP IntelliSense等を入れると必然的にローカルにPHP環境が必要になります。
VirtualBoxやVagrant, XAMPPとかローカルで色々やっちゃえるなら気にならないところかもしれません。
ローカルがゴチャゴチャし過ぎて変なことになったりしないか心配になっちゃうので、リモート環境使って色々やる方向が何となく良いと思ってしまいますが、古いですかね、考え方が...

現在の環境

参考までに今のところの機能拡張を記載しておきます。

機能拡張

  1. Git History
  2. PHP DocBlocker
  3. HTML Snippets
  4. PHP Debug
  5. PHP InterliSense

設定変更

1. ミニマップ表示 on "editor.minimap.enabled": true