EmacsからEclipse、EclipseからEmacsへと駆け抜けるコマンドとプラグインを導入する


現在Eclipseをメインに開発をやっておりますが、生粋のEmacs使いの僕にとって
Eclipseって編集作業するのには本当に苦行です。

なので、Eclipseでファイルを開いているときにEmacsで同じファイルを開き、
Emacsでファイルを開いているときにEclipseで同じファイルを開きたいと思いました。

EclipseからEmacsへ

emacs-eclipse

Eclipseでファイルを開いていて、Emacsで同じファイルを開くようにする
プラグインを導入します。

手順通りにインストール、EmacsとかEclipseとか再起動すると、
右上にアイコンが出てるので、クリックするとEclipseのエディタで
開いているファイルをそのままEmacsで見ることが出来ます。

emacsclientが立ち上がっているのが必須ですけども。

Eclipse→Emacsのラインは通ったけど、
Emacs→Eclipseのラインをどうにかして通したい。

インストール手順

1 git clone

git clone https://github.com/anirudhsasikumar/emacs-eclipse.git

2 emacs-eclipse-plugin_1.3.0.jar を eclipseの plugins ディレクトリに移す。

3

init.el
(load "~/elisp/eclipse-goto-offset.el")

を書く。ディレクトリは適宜修正すること。

4 server-startとかしてemacsclientが使えるようにする。

以上。

emacs-eclipseで快適なEmacsライフの一助を

EmacsからEclipseへ

Cygwin限定。

Cygwinメインで使っているときは、以下のように書くといい。

init.el
;; open
(defun open ()
  "Let's open file!!"
  (interactive)
  (cond ((eq system-type 'darwin)
         (shell-command (concat "open " (buffer-file-name))))
        ((eq system-type 'windows-nt)
         (shell-command (concat "cygstart " (buffer-file-name))))
        )
  )
(global-set-key "\C-co" 'open)

openは予め指定されたアプリケーションでファイルを開くコマンド。

Linuxのopenに相当するコマンドがCygwinにもあって、cygstartという。

Emacsでそれを実行する。Macならopen Windowsならcygstartを
実行するように書き換えてみる。

こんな風にEmacs Lispを書きまして、Finderとかエクスプローラーとかで
ファイルを開くアプリケーションを指定すれば、cygstartやopenを実行すると
そのアプリケーションでファイルを開く。

Emacsから別アプリケーションでファイルを開く