Unity(Mac)でOculus Riftコンテンツ作成時のモニタ設定について


モニタの設定はミラーリングよりも拡張のが良いとされる

しかしながら、MacだとUnityのGameビューをOculus Rift側に全画面表示させるのが難しい。
それを少しでも簡単にする方法です。

* もっと、良いやり方があるかもしれませんし、根本的に間違っているかもしれません。

必要なアプリ

RightZoom

ウィンドウの + アイコン押下で全画面表示にしてくれる。
ショートカットキーも設定できるが、Unity本体のウィンドウでしか機能せず、
各タブにショートカットキーは効かない。

やり方

前提条件

  • 左にメインモニタ、右(右上)に拡張でOculus Riftを配置するものとする
  • RightZoomがインストール、設定済であること

手順

  1. UnityのGameビュー(タブ)を独立させる

  2. Gameビューの横幅を狭くする

  3. Oculus Rift側のレンズで確認しながら、Gameビューの横幅の半分以上をメインモニタからOculus Rift側に出す。

  4. Oculus Rift側で+ボタン押下

これで、Oculus Rift側にGameビューが全画面で表示される。

3.〜4.の操作がスマートじゃないのが、頂けない…。

Oculus Riftを覗かずに設定する方法もあるにはあるが…

  • Unity本体のアプリにGameビューをセットし、Maximize on PlayをONにする
  • Scene、Hierarchy、Project、inspectorなど必要なビューはメインモニタ内に独立させる
  • GameビューをメインモニタからOculus Rift側へ移動し、RightZoomで設定したショートカットキーでウィンドウを最大化する

これで、Oculus Riftを覗くことなくGameビューを全画面表示できる。

が、

Unity本体のアプリが全てOculus Rift側にいってしまっているので、実行ボタンなどが押せなくなる。
実行などはショートカットキーで全て行う事になる。

また、各ビューを独立させる作業が面倒。

まとめ

どっちがいいかと、恐らく前者。
どの道、スマートに配置するのは難しい。
ただ、メインモニタを1280x800で(モニタの複製で)やるより開発は捗ると思います。

各タブの配置が完了したらSave Layout...しておきましょう。
demo用、Oculus開発用などと分けて置くと便利です。

以下、おまけ。

あると便利なアプリ

Cinch

  • シェアウェア $7
  • Demo(無料で使える)あり

Windowsの画面端の上下左右にウィンドウ当てると拡大するやつ
ただし、UnityのGameビューなどは機能しない。Unity本体のアプリには機能する

Display Menu

ディスプレイの設定をメニューバーからいじれる

Window Wrangler

  • カンパウェア? $5
  • 無料で使えます

アプリウィンドウをキーボードで操作する
マウスポインタ見失った際にウィンドウ操作したい時に使える
ウィンドウ操作はウィンドウの拡大、縮小と上下左右の移動が可能


以上。
何かありましたら、ご指摘ください。