Oculus酔いについて考える


この記事は Oculus AdventCalendar 12日目の記事です。

Oculusを付けて色々遊んでいると、没入感がめちゃくちゃあって楽しいのですが、
その没入感のせいかどうかわからないですが、どんどん気持ち悪くなってきます。

歩いてるのに、足が動いていないし、なんか眩しいし、焦点合わせるの難しいし。
これでは、せっかくの没入感が台無しですね。

サイバー酔い(VR酔い)

目から入ってくる情報と体が感じる情報とがコンフリクトしてしまい、車の乗り物酔いのような不快感を生じる現象のこと

Oculusをつけている時の不快感はコレでした。
サイバー酔いに関する研究がいくつか行われており、効果音を工夫してサイバー酔いを軽減したり、
リアルなテクスチャを使って軽減したりと、色々なく風がなされています。

しかし、根本的な解決には至っておらず、今後人類がVR体験を楽しむための大きな障害であることは変わりがないようです。

慣れるのが一番早い説

個人差はあるとは思いますが、船乗りが船酔いしないのと同様に、VR探求者はVR酔いしなくなるのかもしれません。
しかし、Oculusはそれ自体が割りと重かったり締め付けがあったりで 正直あまり長時間つけていて気持ちのいいものではありません。

また、間違った装着の仕方や、視点の合わせ方をしたうえで、VR空間に適応すると、斜視 や、近視 の原因になりかねません。
ヴァーチャルの世界で生きていくのならそれでも良いのかもしれませんが、そうもいかないのが現状なので他の解決策を模索しましょう。

キャリブレーション

VR酔を引き起こす大きな原因の一つが、視点が合わなかったり、普段見ている世界と違った見方をしている からだと思います。
ならば、ソフトウェア側で、そのズレを修正してあげれば良いのではないでしょうか。

Oculusのレンズエフェクトと左右のズレを修正して、キレイにモノが見えるまで調整すれば、違和感なくモノが見えるようになります。

また、Oculusを使っている人間は大抵座っているように思えるので、仮想現実の中でも座って移動できる乗り物だったり、そもそも動かなかったり
そういった世界の構築のキャリブレーションも必要なのではないでしょうか。

ちんちんすくむ問題

そうです。ジェットコースターにのってる時に感じる、丹田がAlertを出している風のアレの問題はけっこう死活問題です。

VR空間をWASDで移動していると、段々足がそわそわしてきはじめて、やばて、ちんちんがすくみます。
高いところVRだと、特にちんちんすくみます。

おそらく女性でもちんちんすくむと思われます。

ちんちん掴みながらプレイするとけっこう緩和されますが、ヤバい奴に思われるので人の気のないところでやりましょう。

VR酔いに人類が勝てる日はやってくるのか。

必ず勝てる日がやってくるでしょう。
僕らは、まだ原始的なカヤックに乗っているだけです。それは揺れるし転覆もします。
ですが、いつか大きな鉄の船を作ることに成功したら、その日が人類がVR酔に勝てる日なのかもしれません。