Tableau10でGoogle BigQueryのLegacy SQLを使い続ける方法


Tableau10からBigQueryにクエリを投げる時のSQLの種類がStandardSQLになりました。
その結果、Tableau9以前で作った一部のダッシュボードが使えなくなってしまいます。

以下のビューはTableau10にアップグレードした時に使えなくなります。

  • カスタムSQLを利用しているダッシュボード
  • Legacy SQLのビューを参照しているダッシュボード

これらのSQLをStandardSQLに書き換えれば正常に動作するようになりますが、とりあえずLegacySQLのままで使い続ける方法もあります。

以下のファイルをbigquery.tdcという名前で作成します。

bigquery.tdc
<connection-customization class='bigquery' enabled='true' version='10.1' >
  <vendor name='bigquery' />
  <driver name='bigquery' />
  <customizations>
    <customization name='connection-dialect' value='google-bql' />
  </customizations>
</connection-customization>

そして、このファイルを、以下のパスに配置します。(Macの場合)

/Users/<ユーザー名>/Documents/マイ Tableau リポジトリ/データ ソース

Tableau Serverの場合は以下のパスに配置します。
なお、配置した後にはTableau Serverの再起動が必要です。

C:\Program Files\Tableau\Tableau Server\[version]\bin

参考