Tableau体験会に行ってきた
はじめに
NEC ソリューションイノベータ株式会社様が主催するTableauの初心者向けのセミナーに行ってきました。
https://www.tableau.com/ja-jp/community/events/tableau-nes-20191211
そもそもTableauとは
一言でいえばBIツールです。
ではBIツールとは何か?
BIツールとは「ビジネスインテリジェンスツール」の略で、企業に蓄積された大量のデータを集めて分析し、迅速な意思決定を助けるのためのツールです。経営管理や売上のシミュレーションなどに活用できるもので、近年BIツールを利用する企業が増加しています。
参考: データのじかん BIツール(ビジネスインテリジェンスツール)とは? 事例から見るBIツールのメリット
要は、データを分析することに特化したツールです。
Tableauの製品について
Tableauの製品は大きく3つに分かれています(2019.12現在)
Tableau Prep
①データの加工
分析に向けたデータの結合・形式変換・クリーニングが簡単に行える製品Tableau Desktop
②データのビジュアライゼーション(可視化)
直感的な操作でデータのビジュアル分析が行える製品-
Tableau Online もしくは Tableau Server
③データの共有
Tableau Desktopで作成したダッシュボードを共有するための製品- Tableau Online … Tableau社が運用管理するサーバー
- Tableau Server … ユーザーが運用管理するサーバー
流れとしては以下のような感じ
Tableau Prep → Tableau Desktop → Tableau Online・Tableau Server
データの加工 → データのビジュアライゼーション → データの共有
Tableau Desktopについて
実際にTableauを触ってみた感じたことです。
- ほかのBIツールとダッシュボードの違いはほとんどない
- 情報が多いので学びやすい(TableauのHPから使い方動画もみれる)
- ライブ→SELECT、抽出→INTO っぽいかんじ?
- ディメンション→列、メジャー→値みたいなかんじ
- ディメンションを複数選択して右クリック→階層を作成すれば 、階層がつくれる!
- 列を複数選択してグループする事もできる
- ディメンションの都道府県のabsをクリック→都道府県→詳細にドラッグ→地図がでる!
- 自分でつくったワークシートをツールヒントに表示する事ができる!(ツールヒント→カーソルを置いたときに出てくるやつ)
- 保存する拡張子の違い twb → データはなく、行列・色の情報のみ。ほかの人がデータソースを参照出来るのならこっちでもよい twbx → 使ったデータも圧縮して一緒に保存している
Tableau Prepについて
- 分析するためのデータを加工・準備することに特化したツール
- データ処理80%:データ分析20%→データ処理20%:データ分析80%にする
- Prepというのはプレパレーション(準備)の略
- Prepで加工できる手段は7つのみ
- とりあえず何か加工するときは、「ステップの追加」を選択する
- プロファイリングペインがすごい!データの中身を見ながら加工ができる
- GUIの操作は「変更ペイン」に保存されている。そこから関数を直接記入する事もできる
- データが重いときはデータサンプルでサンプルの量を調整するとよい
- Excelデータがめちゃめちゃなとき、データインタープリターを選ぶ(ただ精度はまだいまいちだそう)
Tableau Server・Tableau Onlineについて
- ダッシュボードをオンライン上にあげることができる
- ブラウザ上で操作できる
- 他人のダッシュボードをダウンロードすることもできる
Tableauの料金プランについて
- ダッシュボードをオンライン上にあげることができる
- ブラウザ上で操作できる
- 他人のダッシュボードをダウンロードすることもできる
Tableauの料金プランについて
ちょっとわかりにくいな、と思いました。。。
オンプレミスの場合とクラウドの場合によって以下のように分かれているようです(2019.12現在)
料金は、1 ユーザーあたり年間価格 (税抜)
クラウドの場合
プラン名 | 価格 | Tableau Prep | Tableau Desktop | Tableau Online | Tableau Server |
---|---|---|---|---|---|
Tableau Creator | 102,000 円 | ○ | ○ | ○ | × |
Tableau Explorer | 60,000 円 | × | × | ○ | × |
Tableau Viewer | 22,000 円 | × | × | ○※ | × |
オンプレミスの場合
プラン名 | 価格 | Tableau Prep | Tableau Desktop | Tableau Online | Tableau Server |
---|---|---|---|---|---|
Tableau Creator | 102,000 円 | ○ | ○ | × | ○ |
Tableau Explorer | 51,000 円 | × | × | × | ○ |
Tableau Viewer | 18,000 円 | × | × | × | ○※ |
※Viewerは閲覧のみで編集作業は不可。
Tableau Explorerの最低購入数は5、Tableau Viewerの最低購入数:は100だったりとちょっとわかりにくい、、、。
参考:Tableau データ活用を支援する価格体系
参考:impress わかりづらいTableauの価格体系を解説。3つの料金プランの違いとは?
さいごに
Tableau Prepの機能について、正直DBのストアドプロシージャ等と出来ることは劇的に変わらないのでは、、、と思っていました。
確かに「出来ること」という意味では劇的には変わらないかもしれませんが、操作性が大変すばらしく、おかしいデータの気づきが簡単にでき、加工が直感的に出来るUIだと思いました。
データ分析する際にまず大変なのが、「分析する為のキレイなデータを作る」ことだと思うので、そこがなるべくストレスなく出来るというのは素晴らしいと思いました。
Tableau Desktopの機能については、結局会議資料の為にパワーポイント用に加工して、画像として貼り付けたり、、、となると文字の大きさなどの細かいカスタマイズが出来ずに不便だと言っている人がいて、使い方次第なのかなと感じました。
ただ、簡単に地図を出せたり、Tableau上でスライドを作ったりもできるそうなので、使いこなせばいろんなことが出来るのかもしれません。
周りでもTableauを今後使うという声をちらほら聞くので、もっと勉強してみようと思いました。
Author And Source
この問題について(Tableau体験会に行ってきた), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/fuk101/items/08ccb4f42cbde6b44ba2著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
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