「勝ちつづける」組織を作る基本哲学(自律した組織を作り、組織文化として定着させる)


シンプルかつライト

誰もが理解でき実行できること。広く、すばやく定着するためには難しいもの、量が多いものは難しい。

対モノ・コト(×対個人)

問題の原因を人に当てはめてしまうと、対立・反発・離脱・不協力・排除を引き起こしてしまう。問題を外在化すること。「あなたはなぜ○○をしたのか?」ではなく「○○をしたのは何があったからなのか?」と尋ねる。前者は人を問題の原因としており、後者はモノ・コトを問題の原因としている。

スモールステップ

いきなり大きな変化を求めない。大きな理想を追求しない。できることからはじめ、小さな成功体験を積み重ねる。

柔軟

こだわりすぎないこと。前例にとらわれないこと。

完璧をもとめない

考えて立ち止まらないこと。走りながら考えること。完璧な正解などないと心得る。

目的に立ち返る

その方法、その行動、その計画は、本来の目的に沿ったものなのかを考える。手段が目的にならないよう注意する。

リーダー、主役、キーマンをつくらない

まわりがその人を伺いながら行動するようにしない。意見が率直に言える雰囲気を保つ。作業の属人化を防ぐ。「誰もがキーマンになる」という文化を組織に定着させる。

仕組みでミスを防ぐ

「人が気を付ける」という改善策だけでなく、「人が誤らないよう仕組みを作る」

問題点ばかりを見ない

問題点を見つけ、なんでもかんでも改善してしまうと、うまくいっていることも(悪い方向に)変えてしまうことがある。