Supershipでエンジニアのマネジメント(管理職)を3年近くやってみた話


これは Supership株式会社 Advent Calendar 2018の13日目の記事です。

こんにちは!
Supership データソリューションスタジオ(DSS)のプロダクト開発Gのグループリーダー(以下GL)とFD開発G(兼務)のGLを努めている @funnythingz です。エンジニアのマネジメント職を努めて3年近く経つのでゆるく振り返ってみようと思います。途中かなりの頻度で ※個人的見解 が出てきますが個人的見解なのであくまで僕のおもしろ愉快な話だと思ってもらえれば幸いです。ちなみに文章力はあまりないので読みづらかったらすみません!

マネジメントといってもプロジェクトのマネージャーやリーダーだったり色んなマネジメントが想像できます。
ここで話す話はエンジニアのマネジメント職になります。

Supershipのマネジメント職について

Supershipのマネジメント職について簡単に説明していきます。

マネジメント職の種類

ざっくり分けるとこの3種類になります。

  • 事業部長職
  • 部長職
  • GL職

GLとは何となく課長くらいのポジションなのかなというイメージができますね。事業部長職は部門CTOの期待役割をもっていたりします。

期待役割

GLの期待役割は メンバーを直接マネジメントしながら部門目標を達成する。 です!自らも部門目標を設定してそれを達成するために各メンバーのマネジメントを行っていきます。簡単に言うと みんなで部門目標を達成するぞ! の旗振り役といったところでしょうか。

業務内容は

  • エンジニア職のメンバーのヒューマンマネジメント
    • 定期的な1on1
    • 目標設定
    • 評価フィードバック
  • エンジニア採用
  • メンバーのアサインを決める
  • などなど

といったことです。

日々切磋琢磨とコードを書きまくっていたいエンジニアには退屈そうな業務内容ですが、もちろん僕もコードは書いていますよ!コード書くの楽しいです!つまるところ、マネジメントもしてコードも書いているプレイングマネージャーなのですが、それって超大変じゃん!絶対イヤだ!みたいに敬遠されがちなポジションかもしれません。

しかしこのGL職、実は超楽しくて仕方がない(※個人的見解)というのを徒然なるままに書いていきますね。

3年近く何やってたのか教えろください

  • 2016/1Q ~ フロント開発G GL
  • 2017/2Q ~ サービス開発G GL
  • 2017/3Q ~ プロダクト開発G GL & FD開発G GL(兼務) 第一期
  • 2018/1Q ~ プロダクト開発G GL & FD開発G GL(兼務) 第二期

こんな感じです。

GL以前

GL以前のキャリアを簡単に書いておきます。元々はエンジニアでも何でもなく、ただの適当なサラリーマンでした。

エンジニア以前

  • 社内の情シス的存在
  • 禁煙セラピスト
  • マークアップエンジニア

こんな感じでちょこちょこ転職を繰り返していたジョブホッパーです。
職務経歴もぐちゃぐちゃですね!

エンジニアっぽくなった頃

とある受託時代にマークアップエンジニアとしてガリガリとマークアップ&オレオレCSS設計に日々熱中していた頃、世の中はAjaxというものが流行っていたので僕自身もJavaScriptを極めたい!という強い想いからJavaScriptを書くようになりました。まだフロントエンドエンジニアという言葉もない時代です。その頃からちょっとずつエンジニアっぽくなっていきますが、エンジニアとはLAMPエンジニアのことを指していたので当時はJavaScriptしかできなかったので不遇な時代を過ごした気がします。(※個人の見解です)

ようやくエンジニア職に!

30過ぎた頃にnanapiに入社してからようやくエンジニア職を名乗ることができるようになりました。
まだフロントエンドしかできませんでしたが、フロントエンドもエンジニアと名乗って良い時代になっていました。最高ですね!

nanapiに入ってからはたくさんのエンジニアリングをさせていただいて色んなことができるようになりました。

  • Ruby on Rails ... nanapi
  • Android ... アンサー
  • Go ... 個人開発
  • その他諸々

これからエンジニアを目指したい方は、30過ぎてからもエンジニアってできるんだなっていう希望を持ってもらえたらと思います。

2016/1Q ~ フロント開発G GL

2016年度はサービス開発部というものがあり、そこでnanapiやアンサーといったnanapi社時代のサービスやアプリを提供する開発部のフロントエンドエンジニアが集まるグループのマネジメントをしていました。

何を隠そう、僕自身がフロントエンド出身なのでそこのGLになったのでした。この時期は現場の開発ディレクションなども行っていたのでPMやディレクターのような働きをしていました。1年くらいコードも書いていなくて周囲からは「エンジニアだよね?なんでそんなことまでするの?」みたいな感じに思われていたかもしれませんが、コード書くだけではなく色んなことを経験させてもらってサービス閉じたりと大変なこともありましたが刺激的でエキサイティングな毎日を送っていました。

当時開発していたアンサー/Poptalkは残念ながらクローズしてしまいましたがそれも良き思い出です。

2017/2Q ~ サービス開発G GL

組織が大きく変わり、エンジニア組織が一旦フラットになりGL/部長職がない時期がありました。この時僕自身はnanapiの開発を行っていてRuby on Railsを2年ぶりくらいに実務で触ったのですが、Rubyの書き方も怪しいくらいに忘れていて中々びっくりしました。1年もコード書かないとやばいんだなというのを認識しましたが、圧倒的キャッチアップ力によりすぐにエンジニアとしてRailsを思い出しました。改めてRailsってすごいなと感じた気がします。

その後すぐにGL職が復活し、僕はまたGL職に戻りました。一瞬の出来事でしたが役職ついてないってなんて気楽な気分なんだと思いました。(小並感)
GLはやはりそれなりに責任を強く求められるお仕事なのでまた程よい刺激的な毎日を過ごしました。

2017/3Q ~ プロダクト開発G GL & FD開発G GL(兼務) 第一期

第一期とか書いてしまいましたがプロダクト開発GのGLを勤め上げまだまだ余力を残していた僕はFD開発GのGLも兼務でまかされました。
FD開発GとはSupershipにはFlipdesk(以下FD)というプロダクトがあります。そのFD開発チームのGLになりました。

当時僕はFDのことを何も知らない状況だったのと、開発メンバーはみんな優秀でとてもじゃないけどエンジニアとしては敵わないので現場はメンバーにまかせ、目標設定や採用活動などの裏方に回ってサポートを行っていました。

プロダクト開発GにおいてはwakubaというHR系のサービスを展開していたのでプレイヤーとしても開発をしながらメンバーのマネジメントを行ったり新規事業企画に携わったりと多方面からやりたいことをやっていたい次第です。

GLをやっていてつくづく良かったなーと思うことが、コードも書いてアサインも決められてチーム作りのために採用もできて事業企画にも勝手に携わっていくスタイル、こういったことが自分の裁量でかなりコントローラブルにできるのが最大のメリットであり、やりがい感じるなーと思っています。最高かよ!

2018/1Q ~ プロダクト開発G GL & FD開発G GL(兼務) 第二期

第二期ということで2018年度も通期においてプロダクト開発G & FD開発Gの2グループのGLをまかされたので全力投球です!
2018年度はプロダクト開発Gとしては DIGROWエージェント という転職エージェントと求職者のマッチングを支援するHRサービスをリリースしたのでDIGROWの開発ディレクションなどを担当しながらマネジメントも行っています。

DIGROW以外のプロダクトも横断して見ており、時と場合によっては自分ですべて設計から開発まで行うものもあったり、メンバーにまかせてマネジメントだけしたり、クライアント先まで出向いて要件を決めたりなど割と自由にやらせていただいてます。

元々自由にやらせてもらいたいタイプなのでGLくらいの裁量があると色々と動きやすいというのはありましたね。

総括

だらだらふわっふわに書いてしまったので全くまとまってない感じになってしまいましたが、結局のところ、マネジメントやってみてどうだったのかというと、自分でコントロールできる裁量が大きく広がりやれることが増えたというところです。1人でやるには限界があるのでマネジメントを通じて部門目標を達成しにいくのはエキサイティングで楽しいです。しかもエンジニアは自らプロダクトの開発もできます。最高ですね!

といったところで プロダクト開発エンジニア(インフラ・サーバーサイド) を募集しています!あ、今をときめくデザイナーも募集しているのでこの記事を最後まで読んでしまったそこのアナタ様はぜひ応募してしまいましょう!

ここまで読んでいただきありがとうございました!