【Automation Anywhere】TaskBot、MetaBot、IQ Botの違いとは?


Automation Anywhereを使っていると、「TaskBot」「MetaBot」「IQ Bot」という3つの何となく似たような「Bot」を表す単語が登場します。これらの違いについて、きちんと理解したいので調べてみました~(^^)/

TaskBot

いわゆる普通のRPAロボット。自動化のコアに当たる部分。文書管理、人事、クレーム管理、支払管理、見積もり管理、ITサービスなどで利用されるルールベースの繰り返しタスクを実行するとボットで、生産性、コスト削減、エラー削減に効果がある。アクションを組み合わせて作成され、Automation Anywhereで最も一般的な形のロボットです。

MetaBot

ロボットの部品。複雑で大規模展開を予定しているプロセスにて、誰もが使う共通部分を切り出して部品化できます。操作対象のアプリケーションが更新された時に、大規模展開済みの個々のTaskBotを更新する代わりに部品であるMetaBotを改修するだけで対応が済んでしまいます。このためMetaBotにしておくことでメンテナンス性がよく簡単に使うことができ、ダウンタイムを最小化することが可能です。アクションを組み合わせたり、ロジックに当たるDLLを呼び出すことが可能です。Bot Storeと呼ばれるインターネット上のマーケットプレイスでも配布されています。

※ MetaBotはv11での名称で、A2019ではこの概念と名称はなくなり、「アクションパッケージ」が代わりになるようです。

IQ Bot

ファジーな論理で構造化データ以外も扱う、教師あり学習によりプロセス自動化を拡張する高度なロボット。Automation Anywhere RPAプラットフォームの頭脳に当たる部分で、電子化された帳票などの紙情報の構造やデータの認知機能を持っています。RPAからアクションのひとつとして呼び出されます。

IQ Botとは