こんなプロジェクトは破綻する②


続編です。

メンバーが、スケジュールを把握していない。

これ結構あります。
場当たり的に作業しているので少しづつ遅れます。

パターンは、大きく2つあります。

寄せ集めチームの場合

この場合は、チーム内でコミュニケーションをとらない人が多くなりがちです。
商流の深い人は特にそうなりやすいです。

「単純に言われた作業だけしている」的な状態なので、生産性も低いです。

仲良しチームの場合

この場合、スケジュールがちょこちょこ変わって来ると危険です。
それでも
「細かいことを言わないで、ドンドン進めよう」
的な雰囲気になるので、結果遅れます。

対策

当たり前かもしれませんが

  • 締め切りを明示する。
  • 日々の進捗を管理する が必要です。

日報の報告欄で常に 「問題なし」

そんなはずはないです。
開発していると、小さな問題はあるはずです。
ただ面倒で報告していないだけです。

一人一人話をして、問題を見つけに行かないと、
隠れた問題が積み重なり、対処しきれなくなります。

また、初めての取引先に外注している時は特に注意が必要です。

しっかり実状を把握しておかないと、取り返しがつかなくなります。

PMが一番たくさん開発作業をしている。

このパターンは、他にやるべきことができていない場合が多いです。

たとえば、
- 次の工程の準備
- メンバーの育成(生産性をあげる作業)や作業指示
- 成果物のチェック(品質管理)
- 進捗のチェック

などです。

開発作業はなるべくメンバーにおねがいして、
自分はチームのリードと管理業務をしっかりやる方がうまくいきます。。

つづく