Pleiades プラグインで日本語化した Spring Tools 4 for Eclipse を使用して Kotlin をチュートリアルする

前提

• Windows 版 OpenJDK インストール手順 - Qiita で OpenJDK をインストールし, Path を設定すること。

ダウンロード

1. Spring Tools 4 より, Spring Tools 4 for Eclipse (以下, STS) をダウンロードする。
   • 今回は, spring-tool-suite-4-4.1.2.RELEASE-e4.10.0-win32.win32.x86_64.zip をダウンロードしたものとする。
2. Eclipse 日本語化 | MergeDoc Project より, Pleiades プラグインをダウンロードする。
   • 今回は, pleiades-win.zip をダウンロードしたものとする。

インストール, 設定, 初回起動

基本は readme_pleiades.txt に記載されている通りで OK.

1. STS を展開し, C ドライブ直下に移動させる。
   • 今回は C:\sts-4.1.2.RELEASE となる。
2. Pleiades プラグインを展開し, features や plugins 等の内容を 全て STS のフォルダー内に移動させる。
   • 本当は features と plugins だけで良いんだけど, 面倒なので。。。
   • この時点で, 空っぽになった pleiades-win フォルダーは削除しても OK.

3. SpringToolSuite4.ini をテキストエディターで開き, 以下の行を追記する。

   • -Xverify:none
   • -javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar

   --- SpringToolSuite4.ini.20190306       2019-02-20 22:46:20.000000000 +0900
   +++ SpringToolSuite4.ini        2019-03-06 01:23:15.907258591 +0900
   @@ -13,3 +13,5 @@
    -XX:+UseG1GC
    -XX:+UseStringDeduplication
    --add-modules=ALL-SYSTEM
   +-Xverify:none
   +-javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar
   

4. eclipse.exe -clean.cmd をテキストエディターで開き, eclipse.exe を SpringToolSuite4.exe に修正する。

   --- "eclipse.exe -clean.cmd.20190306"   2017-10-31 19:35:10.000000000 +0900
   +++ "eclipse.exe -clean.cmd"    2019-03-06 00:53:50.481286796 +0900
   @@ -2,4 +2,4 @@
    : eclipse -clean 起動コマンド (Windows 用)
    : eclipse.exe と同じディレクトリに置いて使用。
    :******************************************************************************
   -start /d "%‾dp0" .¥eclipse.exe -clean %*
   +start /d "%‾dp0" .¥SpringToolSuite4.exe -clean %*
   

5. eclipse.exe -clean.cmd を実行し, STS を起動, メニュー等が日本語化されていることを確認する。

   • 以降は, SpringToolSuite4.exe を直接実行すること。

Kotlin プラグインインストール

基本は Getting Started with Eclipse Neon - Kotlin Programming Language に記載されている通りで OK.

1. ヘルプ - Eclipse マーケットプレース をクリックする。
2. 初回起動時は Eclipse Marketplace Client が古いため, アップデートする。
   • アップデートの進捗は, STS 画面右下のインジケーターに表示される。
   • アップデート後は STS を再起動する。
3. 改めて Eclipse マーケットプレースを開く。
4. Search タブで kotlin と検索し, Kotlin Plugin for Eclipse をインストールする。
   • インストール後は STS を再起動する。
5. ウィンドウ - パースペクティブ - パースペクティブを開く - その他 をクリックする。
   • パースペクティブを開く ウィンドウが開く。
6. Kotlin を選択, 開く ボタンを押下する。
   • STS 画面右上で Kotlin アイコンが選択されていることを確認する。

チュートリアル

こちらも Getting Started with Eclipse Neon - Kotlin Programming Language に記載されている通りで OK.

1. ファイル - 新規 - Kotlin プロジェクト をクリックする。
   • Kotlin プロジェクト ウィンドウが開く。
2. プロジェクト名を入力し, 完了 ボタンを押下する。
   • 今回は kotlin とする。
3. src フォルダーを右クリックし, 新規 - kotlin ファイル をクリックする。
   • Kotlin Source ファイル ウィンドウが開く。
4. 名前を入力し, 完了 ボタンを押下する。
   • 今回は hello とする。
   • 拡張子: .kt は STS が自動的に補完するため, 明示的に入力しなくても OK.
5. hello.kt に main まで入力し, Ctrl + Enter で補完, 引き続き println("Hello, World") と入力する。
6. hello.kt の何も無い部分で右クリックし, 実行 - Kotlin Application をクリックする。
7. コンソールに Hello, World と表示されることを確認する。

どっとはらい。