Cognos Analytics にてフォルダをインポートする際の手順


概要

Cognos Analyticsに限らずCognos BIにてフォルダをインポートする際の手順と気を付ける点について記載します。
尚、エクスポートでも共通しておりますがインポートの最小単位もフォルダ単位です。

環境

OS:Windows10
Cognos:Cognos Analytics v11.0.8

手順

1.Cognos Analytics起動

2.左下の管理より「管理コンソール」を押下
Cognos Administrationを起動

3.設定タブのコンテンツ管理より
インポート対象のエクスポートファイルの「詳細」を押下

4.「プロパティーを設定」のエクスポートタブからターゲット名を確認し「キャンセル」で戻る

5.Cognos Analyticsに戻り
先ほど確認したターゲット名が命名されているフォルダが存在するか確認

6.5で確認したフォルダが存在すればこの場所にインポートされるが、存在しなかった場合ターゲット名のフォルダを作成しておく

7.Cognos Administrationに戻り
設定タブのコンテンツ管理画面右上にあるインポートアイコンよりインポートファイルを作成

8.配布アーカイブにインポートする対象のファイルを選択し「次へ」を押下

9.名前を記入し「次へ」を押下
(個人的にエクスポートファイルアイコンとインポートファイルアイコンの見分けが一見つき辛いのでファイルに-imp,-expとつけると分かり易い)

10.「共有フォルダー、ディレクトリー、およびライブラリーのコンテンツ」を確認しチェックを入れオプションをインポートする条件に合わせ選択し「次へ」を押下

11.こちらもインポートする条件に合ったオプションを選択し配布記録を選択し「次へ」を押下
※配布記録については以下を参照
最小:配布の集計情報のみを保存する。メモリ消費が最小
標準:配布の進捗情報と集計情報を保存する。デフォルトのオプション
トレース:配布の詳細すべてを記録する。メモリ消費量は最大

12.インポート概要を確認し「次へ」を押下

13.「保存して一回実行」にチェックが入っている事を確認し「終了」を押下

14.「実行」を押下

15.「OK」を押下

16.ステータスタブの「過去の処理」よりインポートが成功しているかステータスを確認