実務未経験から入社したエンジニアのメンタルの保ち方


こちらは、TECHPLAY女子部 Advent Calendar 2019 の25日目の記事になります。

私は、オンラインのスクールにてプログラミングを学び、エンジニアになってからは10ヶ月が経とうとしています。
入社してから実践し、効果があった「メンタルの保ち方」についてご紹介したいと思います。

大切なのは「技術力」よりも「メンタル力」

残念ながら、技術力で仕事に立ち向かうのは無理でした。
入社前の私の勉強の仕方もよくなかったのですが、実務未経験でエンジニアになった人が技術力だけで仕事に立ち向かうのは、結構無理があるのかもしれません。
それよりも、あらゆる場面で「仕事ができない自分」に直面することが多く、落ち込むばかりでした。
そんな中、私が見つけたメンタルの保ち方を、4つご紹介します。

(1) 同じレベル感の人に会う

仕事を始めてしばらくしてから、技術系の勉強会へ立ち寄りました。同じ時期に実務未経験からエンジニアになった人とお話をしたのですが、先輩に怒られたり、呆れられたりするポイントがとてもよく似ているのです。その人は同じスクール出身者とかいうわけではありませんでした(何なら独学の方だったかも)。
コードが読めず、読み切れても自分のコードを書くことができず、「私ってバカなんじゃないか…」と思ってしまったり、「向いていないんだ」と思っては適職診断をしてエンジニアが向いてる職業一覧にあるか調べたり、入社してから数ヶ月は、とにかく余計なことを色々と考えてしまっていた時期でした。
しかし、つまづくところはみんな似ているところ。
「同じところで引っかかるのは私だけじゃない」と思うことで、孤立感からは随分助けられたように思います。

(2) マイ辞書をつくる

自分が忘れっぽいこともあり、プログラムに関するメモをとにかく取りました。
苦労して自分で書いたプログラムも、数週間経てば忘れてしまいます。
また一から調べることも力になると思いますが、自分が過去に丁寧に噛み砕き、まとめたメモを見ることで、すぐに思い出すことができます。これで、「前同じことをやったのにできない…」というネガティブモードを回避できました。

メモのツールは、エディタを使用する人が結構多いようですが、私は「EverNote」を使っています。
全文検索もでき、自分のオリジナルの辞書を作っているような感覚です。

(3) 区切りを設定する

「とりあえず一年」ってやつです。
自分ルールで区切りを付けておくと、期間という分かりやすい目標があるので、とりあえず頑張れます。
今でも仕事は難しく感じますが、幸いにも会社のサービスには惚れ込んでいるので、今では「とりあえず三年」と、期間が伸びました。笑

(4) 自分で小さなアプリを作る

身に付けたい(仕事で使いたい)機能のだけの、シンプルで小さなアプリを何個も作りました。
小さいのですぐに出来るし、数も多くなるので、「やってきたな〜」という積み上げた感があります。
タスクを回すだけのアプリ、ユーザーにメールを飛ばすだけのアプリ、など、つくる時に「このアプリのメインはこれ。ここまでやったら完成にする」という感じに決めておきました。
勉強する時の参考書など、「厚い本より薄い本の方がいい」と言われるところの流用版といった感じです。

終わりに

エンジニアになるためにプログラミングスクールに通い、挫折した人は数多くいるようです。
また、スクールを卒業したけどエンジニアにはならず、ディレクションやデザイナー、webライターなど、それぞれの方向で花を咲かせている人も見てきました。
技術のキャッチアップが遅く、とにかく自信がない私ですが、やっぱり楽しい!と感じることも増えているので、もうちょっとこの道で頑張ろうかな、と思っています。
同じく悩んでいる人がいたら、ちょっとでもこの記事が参考になったら幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!