未経験からエンジニア転職活動 with コロナ


 はじめに

  • 就職先が決まったため、活動内容を整理したいと考えた
  • 自分と同じように未経験からIT転職している人の参考記事になればと思います。

※選考数は多いですが、コロナの影響というより、自分自身に問題点が多いため、転職活動が長引いたと感じます。
※記事を投稿するのは初めてですので、文章が読みづらいと思いますが、ご了承ください。

何か質問等ございましたら、気軽にメッセージをいただけますと幸いです。

  就職活動期間

2020年2月から2020年5月の計約4ヶ月間
ちょうどコロナが流行った頃に始めました。
最初の2ヶ月は東京で、残りの2ヶ月は実家に帰って行いました。

 私の転職状況

  • 25歳
  • 前職は大手物流企業で空輸の仕事をしていました。
  • 異業種に未経験で挑戦 転職は初めて
  • ITに関する資格なし

 内定先

内定は2020年5月の中旬に同じタイミングで2社から頂き、就活を終えました。

  • 自社開発 海外インターン(PHP Laravel) 
  • 自社開発 正社員 (QAQCエンジニア)

4ヶ月行って2社なので中々うまくいってなかったことがわかりますね…
コロナの影響も多少はあるかもしれませんが、それ以上に転職活動の準備不足や面接での受け答えなどにかなり苦戦しました。

応募一覧

求人の媒体   応募数  カジュアル面談 書類選考   面接   内定 
Wantedly 472 44 19 6 2
Green 13 3 10 1 0
直接応募 20 0 20 0 0
お試しキャリア 5 0 5 0 0
合計 510 47 54 7 2

Wantedlyでの応募数が多すぎて自分でも驚いています。集計するの大変でした…

ちなみにWantedlyの詳細の需要があるかわかりませんが記載します。
応募求人件数 472件 に対して 連絡が返ってきたのは 114件
返ってきた114件のうちカジュアル面談や選考の案内が来たのは59件です。
応募しても基本返信がこないので、数で勝負しました。

応募数だけを見ますと510と異常な値ですが、しっかり選考を受けたのは50-60件です。
そもそもWantedlyの返信率が低すぎるためにこうなりました。

  • Wantedlyは返信率がかなり低く Greenは返信率が高め
  • 応募数はかなり多いが、興味を持てる企業が少なく選考数はかなり低い
  • 直接応募は求人媒体経由より通過率がいいと予想していたが、あまり変わらなかった。
  • 実務経験年数は2年くらいまでなら無視して応募してました。

エージェントについて

ちなみにエージェントは三社利用をしました。
スクールは就職先を斡旋しない所を選んだので、スクール経由は0です。

  • Geekly
  • doda
  • レバテック

Geekly

ここはかなり酷かったです。

簡単にスキルシートを書いたり、面談をしたあと、あまり私自身の要望を聞いてくれず、***SIer,SESメインで30社ほど求人をもってきて、軽く目を通して、受けたくないところ以外応募しときますね〜という感じでした。

正直ゾッとしたので、翌日エージェントサービスの利用を停止しました。

ただ就活する上で参考になった部分もあります。
何かと言いますと、基本的なことですが、選考を受けるタイミングは揃えた方がいいということです。

内定を頂いた場合、新卒のように長い間、内定承諾を待ってくれないケースが多いので、
内定を比較するためにも、同じ時期に一次面接や最終面接を揃えることによって、
内定先を比較することができるそうです。

doda と レバテック

紹介できるお仕事がないとのことで利用できず

求人媒体の使い分け

Wantedlyをメインで使いましたが、Greenや直接応募も少しだけしたので、使い分けについて記載します。

Wantedly

返信率の低さ、連絡の遅さが目立つため、毎朝新着順で並び替え10件ほどぽちぽちと。
ここでは連絡が来たらラッキーくらいの気持ちでいました。

Wantedlyのスコアはある程度充実させた方が印象は良いと感じます。
私はちょうど100点まで上げました。

しかしスコアが高いからと言って有利だと感じたことは特にないです。

Green

基本的にWantedlyで連絡待ち時間に応募をしました。
Wantedlyで連絡がこなかった企業に再度挑戦したり、
Wantedlyほどベンチャーではない企業に応募する時に使用しました。

Wantedlyとの大きな違いはGreenは応募時に志望動機を書く必要があります。
そのためか、返信率は高く、返信も速い印象をもちます。

直接応募

直接応募は基本的に志望度が高い企業に対して活用しました。
直接応募は求人媒体を通さないので、採用側にコストがかからない点と
Wantedlyでぽちぽちしている他の求職者(特大ブーメラン)との差別化ができたり、
企業から見ていろんな媒体があるなか、直接応募だと好印象かもしれません。

就活準備及び対策

ポートフォリオ

転職活動ではrailsのアプリを使いました。
ポートフォリオのクオリティーは正直低く、Rails チュートリアルに毛が生えたレベルです。

参考までに 
ポートフォリオのGitHub
ポートフォリオのURL

※Herokuで上げてますので、少し重いです。
※AWSでもデプロイしてましたが、毎月15ドルほどかかるので、インスタンスを削除しました。

ポートフォリオを作ってから就活を始めましたが、あまり企業に見てもらう機会がなかったので、もっと早く就活を始めればと後悔してます……

小さな努力ですが同じような人と差別しようとした点

  • 要件定義やER図 画面遷移図 ワイヤーフレームなど作成
  • 4種類言語で切り替え
  • スマホ タブレット対応のデザイン
  • 一部機能をAjax化
  • AWSでデプロイ
  • テストコードを細かく書いた

ポートフォリオの反省点としては、

  • API(地図系 翻訳系など)を使って機能を拡張するべきだった。
  • テーブル設計やコードが強引なところがあった。
  • 常時SSL化で挫折した。
  • 操作性がわかりずらい部分がある

会社選びの優先順位を整理

会社を選ぶ際に優先順位を1.叶えたい 2.妥協できる 3.気にならないの三段階に分けて、
自分の入りたい会社がどのようなのかをじっくり考えました。

私の場合は以下です。

1.叶えたい

  • オフィスカジュアル
  • 働きやすさや悪くない人間関係
  • スキルを磨くことできる
  • 土日休み

2.妥協できる

  • スーツ着用必須
  • 使用するプログラミング言語の種類
  • 月20−30時間の残業
  • 正社員以外の雇用形態
  • 研修無し

3.気にならない

  • 前職を下回る年収
  • 会社の規模

意外と優先順をつけるのは飛ばしがちですが、会社のミスマッチを防ぐ良い自己分析になるのでおすすめです!

職務経歴書

職務経歴書はスクールで勧められたフォーマットをベースとして使い、ネットで情報を調べて改良しました。
枚数は4枚と経験者数が少ない割には多くなってしまった印象があります。

書類通過率は3割が目安らしいですが、私の場合1.5割くらいでした。
本当に書類が通らなかったです…

職務経歴書に書いた内容以下の通りです。

  • 職務概要
  • 所得資格
  • スキルシート
  • ポートフォリオ概要
  • 自己PR
  • なぜwebエンジニアになりたいか
  • どのようなwebエンジニアになりたいか

職務内容では具体性を出すため数字を多く使用することを心がけました。
私は営業を担当していましたので、1日の会社訪問数、既存と新規の営業の割合、自分が担当している会社数など記載しました。

面接

ここでは面接で聞かれたことを書いていきます。

コロナの影響でほとんどweb面接でした。
逆にコロナがピークの時期にウェブ面接に対応していない企業は全て辞退しました。

  • 自己紹介
  • 自分の長所 短所
  • 就活の軸
  • 前職の入社理由 退職理由
  • 前職での仕事内容 身についた力 困難の乗り越えた方法など
  • プログラミングを始めた理由
  • Rubyを選んだ理由
  • 学習する前とした後のギャップ
  • プログラミングは楽しいか どのあたりが難しいと感じるか
  • 普段どのような勉強をしているか
  • なぜWebエンジニアを志望
  • エンジニアになった自分の将来像

面接は最初は中々スムーズに受け答えできなかったですが、聞かれる内容が似ているので後半はスムーズに行けたと思っています。

話す内容を暗記してしまうと応用が効きづらくなってしまうので、重要なポイントポイントを意識して
点と点を結びつける話し方をしていました。

質問の内容は基本的にどこも同じ内容が多かったです。
稀に入社したらどのように会社に貢献できるかと質問され、うまく答えれませんでした…
基本的に逆質問も2−3つ用意しておくと必要な情報が引き出せるかもしれません。

企業から頂いたアドバイス

あまり企業のかたからアドバイスを頂く機会はありませんでしたが、貴重な意見でしたので共有します。

  • ポートフォリオを作って技術面でアピールするものいいですが、日頃からQiitaやブログなどで技術のことを積極的にアウトプットすると、企業の方がその人のポテンシャル成長速度を判断しやすく、印象が良いそうです。

  • 採用概要に書いてある実務経験年数はあまり気にしなくて良いという意見もいただきました。むしろ経験がないのに勉強して応募してくる人は印象が良いとおっしゃってました。

転職活動の振り返り 反省

転職活動を始めてから就職先が決まるまで4ヶ月くらいかかってしまいました。
コロナの影響で採用活動が停止したり、求人が減っているのは事実ですが、
やはり自分に問題があると感じました。自分の問題点を深掘りしていきましょう。

問題点や反省点

  • ポートフォリオを作ってから転職活動は遅い →なかなか見てもらないので、勉強しながらで大丈夫かと思います。
  • 転職活動について調べたり、書類を準備するのが遅かった。 →職務経歴書の早めの準備、IT企業の業界分析など早めにすべき
  • 勉強会に参加したことがなく、もっと利用すれば良かった。
  • ツイッターとかで転職成功した人と比較してはいけない →自分のペースでいきましょう
  • 毎日不採用通知が来る週があり、精神的に疲れ、なかなか気分を切り替えれなかった。

反省点はたくさんあります。
もし次転職活動する機会があれば、今回の活動を反省して、次回に活かしていきたいと思います。

終わりに

最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございます。
最近は未経験エンジニアの飽和コロナの被害で、未経験からの転職の難易度はかなり上がっていると思われます。
ツイッターでも倍率100倍とか言われてますが、正直モチベーション下がるだけですので、その様な意見は事実だとしても間に受けないほうがいいと思います。

就活を中断したり、一旦勉強に集中することは一つの策ですが、この様な状態だからこそあえて挑戦するのも私はいいと思います。

コロナで影響がでない企業は将来的にも強いですし、ウェブ面談は地方出身者にはとても助かります。
私はピンチな時ほどチャンスだと思っています。

エンジニア転職に挑戦している方は大変だと思いますが頑張ってください!

私の記事が少しでも参考になれば嬉しいと思います。

ありがとうございました。