未経験からIT企業のシステムエンジニア転職成功体験-その①


・私の経歴
 大学理系学部卒から約10年間営業職をやっていました。業界は金融、医療、電気メーカーです。IT業界は学生時代から興味ありました。今年システムエンジニア職としてIT企業未経験から転職成功しました。その体験談(成功と失敗)をお伝えできればと思っています。

・私のおもい
 世の中にはプログラミングスクールやWebでの学習コンテンツYoutubeなどなど未経験からITエンジニア(プログラマ)に転職できると大量の宣伝で溢れかえっています。ビジネスは需要と供給なので背後には大量の希望者がきっといることでしょう。正直プログラマは業務請負や場合によっては賃金の安い外国人にお願いしています。もちろん一部の高給フリーランスの人もいるでしょうが、そのほとんどは将来的により安い賃金の人たちと戦う必要があります。

・準備が必要
 プログラミングスクールに行けば、プログラミング言語の知識はつきます。ただし転職活動(私は何十回と書類応募、面接をしてきました)で大切なことは、「キャリアをリセットさせないこと」です。どんな理由であれ無職期間があれば求職者にとって百害あって一利なしです。企業は足元見ますし、求職者も最後は妥協する選択になる可能性が高いです。
 プログラミングスクールに行けば、当然前職を辞めることになるでしょうし数か月で数十万の出費となります。ただ現職のまま、ITスキルをつけることはできます。例えば公的機関の職業訓練学校が平日に就業者向けにプログラミングやエンジニアの実習を1回1万円前後で開催しています(受講証も発行されますし職務経歴書にも記載できます)。また夜間大学や社会人大学の科目履修生などでも現職を辞める必要ありません。また自分でプログラミング言語やIT技術を学ぶことができないようであれば、そもそもITエンジニアには向いていません。

 未経験で給料が上がることは絶対ありません。

・どうするか、どうしたか?
 給料を上げるには現職(自分が持っている経験)との親和性が必要です。もちろんIT知識と経験も必要です。私は営業(非IT)から誰もが知っているようなIT企業へ転職成功しました。最低限のプログラミングはできるかもしれませんが、プログラミングスクール卒業生にはスキルとして到底及びません。