iOSのSafariでBack Forward Cacheにハマる


iOSのSafariでBack Forward Cacheにハマる

背景

登録→確認→完了というオーソドックスな確認画面ありの登録フォームで、登録画面でのsubmit後の誤操作を防止するために、JavaScriptで動的に画面全体を透過divでロックする実装をしていました。

落とし穴

確認画面からSafariのブラウザの戻るで登録画面に戻るとBack Forward Cacheが発動して、フォームにデータが残った状態が復元されると同時に、透過divでの画面ロックも復元されて、何も操作を受け付けない状態にハマりました。(´・ω・`)

回避策

iOSのSafariではwindowのpageshowイベントでBack Forward Cacheから復元されたかどうかを検知できるようでしたので、例えばjQueryで以下のようにしてロックを解除する処理を追加しました。

$(function () {
    $(window).on('pageshow', function(event) {
        if (event.originalEvent.persisted) {
            // ここにBack Forward Cacheから復元された際の処理を記述する
        }
    });
});