【PowerAutomate】Outlookを使いメーリングリストからメールを送る方法


以下、メーリングリスト=MLとする

注意

注意事項ですが、本記事が唯一絶対の方法とは限りません。
また記載に間違いがあるかもしれません、何卒ご了承くださいませ。

PowerAutomateとは(めっちゃ簡単に)

Microsoft社が提供している4つのPowerPlatformの内の1つです。
PowerAutomateは積み木やレゴをする感覚で視覚的に自動化がすることが可能でして、
使い方さえマスターしてしまえばあんなことやそんなことも自動化できちゃいます。

Outlookを使いMLからメールを送る

PowerAutomateのOutlookアクションを使ってメールを送るフローは簡単に作成できますが
差出人を自身ではなく、MLとしてメールを送るとなると話は変わってきます。

1.何が違うのか?

例えば、Outlookから差出人を自分以外に設定してメールを送る場合は
なりすまし設定というものがあり、Outlook自体にMLのアカウント設定を行えば
容易になりすますことができます。

しかしPowerAutomateで差出人を設定する場合は、なりすましではなく
「代理送信」という形式になります。
つまりMLから代理送信を行う権限が必要となります。
ちなみに代理送信の権限がない場合は下記のエラーが表示されます。

"error":{"message":"指定した送信アカウントの代理でメールを送信する権限がありません。

2.設定方法(ざっくりver)

Exchange管理センター(EAC)からMLに代理送信許可の追加を行えばいいだけです。
具体的な説明は後ほど記載しますが、これがまた企業というものは複雑でして
会社さんによっては申請が必要だとか、管理者が不明とかになってるわけですよ。

設定方法よりも管理者を探して申請する方が100万倍めんどくさいです(私の場合ですが)

3.設定方法(詳細ver)

こちらを参考にしてください(投げやり笑)

URL http://outlook-navi.com/qa/ol9.htm

最後に

MLを差出人にしてメールを送る場面ってすごく限られてきます。
例えば、あるサービスを扱っている窓口に問合せのメールを受信すると
個人ではなくチームとして共有で使ってるメールアドレス(またはML)から自動で返信する。など

一次応答だけでも自動化したいってときにこの記事は役に立つのかなと思います。

質問や要望がございましたら、可能な範囲で記事を書きます。
お気軽にコメントください。