FirefoxでFlashを常に有効化する


FlashはMacromedia社により開発されたwebコンテンツのフォーマットであるが、かねてより脆弱性が指摘されており、2014年ごろから本格的に主要なブラウザから排斥する流れになっている。現在は代替としてHTML5によるコンテンツの制作が盛んであり技術の移行が進められているものの、Flashは未だ重要な地位を占めておりサイトごとにFlashの実行可否を求める現在のブラウザの仕様は大きく利便性を損ねているにもかかわらず、設定から「常に有効化」するよう変更することができない。

解決方法

 
 プロファイルフォルダにあるblocklist.xmlからFlashを除外すればよい

手元のblocklist.xmlでは、"flash"を含む行が100行以上ありすべてをチェックするのは大変なので、ここではblocklistを永久に削除する方法を紹介する。なお、blocklistを削除した場合既知のフィッシングサイトへアクセスしたときにFirefoxから警告を受けることがなくなるなどセキュリティレベルが低下するので注意すること。

  1. FirefoxのURL入力バーからabout:configと入力しエンターキーを押す
  2. 警告画面が出るので、次へ進む
  3. extensions.blocklist.enabledをtrueからfalseに変える
  4. Firefoxを終了する
  5. windowsキー+rキーを押し、出てきた「ファイル名を指定して実行ウィンドウ」に下記を入力する

   %APPDATA%\Mozilla\Firefox\Profiles\

6. 乱数列+.defaultのフォルダを開き、blocklist.xmlを削除する

この後再びFirefoxを開くと、flashが常に有効化できるようになっているので常に有効化を選択する