EC-CUBEのSymfony検証ブランチでPHPUnitを実行する


概要

EC-CUBEではSymfony検証が行われています。
EC-CUBE3.0からPHPUnitの導入方法が変わりましたのでメモしておきます。
EC-CUBE自体のインストール方法についてはこちらの記事をご覧ください。

導入方法

PHPUnitのインストールには2種類の方法があります。
- PHP Archive(PHAR)
- Composer
公式ドキュメントより

EC-CUBE3.0ではComposerでPHPUnitのインストールをしていましたが、Symfony検証ブランチではSymfonyのお作法にのっとりPHP Archive(PHAR)でのインストールを採用しております。

PHP Archive(PHAR)でのインストール

Composerでのインストールではなくなりましたので、 composer install コマンドを実行してもPHPUnitはインストールされません。
PHPUnitの初回実行時にはリポジトリのルートディレクトリで以下のコマンドを実行してください。

php bin/phpunit

こちらを実行することで bin/.phpunit/phpunit-6.5 のディレクトリにPHPUnitがインストールされます。
少し時間がかかります。

PhpStormの設定

  1. PhpStormのSettingを開きます。
  2. 左上で phpunit で検索します。
  3. Languages & Frameworks -> PHP -> Test Frameworks を開きます。
  4. + ボタンから PHPUnit Local の設定を追加します。(既に設定がある人は不要)
  5. PHPUnit libraryで Path to phpunit.phar を選択します。(EC-CUBE3.0では Use Composer autoloder だったところ。)
  6. Path to phpunit.pharに リポジトリのルートディレクトリ/bin/.phpunit/phpunit-6.5/phpunit を指定します。
  7. Test RunnerのDefault configuration fileに リポジトリのルートディレクトリ/phpunit.xml.dist を指定します。(既に設定がある人は不要)

これで3.0系と同様にPHPUnitの実行ができます!