PHPUnitでassert()がコケることをテストする

3707 ワード
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やりたいこと

PHP7.1、PHPUnit 7.2で

class Foo {
  public static function bar(string $a){
    assert($a === "po");
    echo $a;
  }
}

を

class FooTest extends TestCase{
  /**
   * @test
   */
  public function barの引数がおかしい(){
    Foo::bar("hoge");
  }
}

みたいにテストしたい

解決策

class FooTest extends TestCase{
  protected function setUp(){
    assert_options(ASSERT_ACTIVE,true);
    assert_options(ASSERT_EXCEPTION,false);
    parent::setUp();
  }

  /**
   * @expectedException \PHPUnit\Framework\Error\Warning
   * @test
   */
  public function barの引数がおかしい(){
    Foo::bar("hoge");
  }
}

解説

assert()は、zend.assertionsが1かつassert.exceptionが0のとき、Fatal errorで死なずにWarningを出します。
PHPマニュアルにもあるように、本当はphp.iniでこれを制御します。しかし、たぶん本番環境ではzend.assertionsは0だし開発環境ではassert.exceptionは1なので、テストの時だけこれを変更するために非推奨のassert_options()を使います。

PHPUnitでは、Fatal以外のエラーを例外に変換してくれるので、@expectedExceptionにWarningを書けばassert()が働いていることを確認できます。

おわりに

assert()自体がテストなのにPHPUnitでそれをテストするの、本末転倒感がある。

[jQuery] $.fn.delegateメソッドが無効になりました
sqlserverのいくつかのページング・ストレージ・プロシージャ