Jupyter Notebookをコマンドラインから一瞬でも早く起動させたいがためのメモ


この記事の概要

私はMacユーザ、しかもコマンドラインインターフェースを好んで良く使います。しかし仕事柄、データを可視化したりする場合にはJupyter Notebookが便利。そこで、Jupyter Notebookを少しでも早く起動するためのメモをここに残しておきます。

aliasを.bashrcに設定

Macではシェルの設定ファイルをいじることで、エイリアスを設定することができます。実際に設定してみましょう。

ホームディレクトリに移動します。

$ cd

Vimを用いて.bashrc(zshを使用している場合は.zshrcなど)を、以下のように編集します。

# for Jupyter Notebook
alias jn='jupyter notebook'

もし他のコマンドに設定したい場合は上述のjnの部分を好きな文字列に変えてください。
編集した.bashrcファイルを読み込みます。

$ source .zshrc

.bash_profileに.bashrcを読み込むように支持を書く

ターミナルを立ち上げるときに毎回source .bashrcをタイプしていては元の木阿弥です。そこで.bash_profileに以下を追記します。

# read .bashrc
source ~/.bashrc

これで次回からターミナルの起動と同時に.bashrcの内容が反映されるようになります。

Jupyter Notebookを起動

$ jn

で無事にJupyter Notebookを起動できるようになりました。タイピング数が少なくなるだけでQOLが爆上がりします。