to_sメソッドについて。


to_sメソッドの説明

数値が持つメソッドです。数値を文字列に変換してくれます。
ちなみに、 to_sのsの意味は「string(文字列)」です。

以下の例を見てください。

【例】irb
# 数値20にto_sメソッドをつけて実行
irb(main):001:0> 20.to_s
=> "20"

to_sメソッドによって、文字列"20"が実行結果になっています。

それでは、文字列と数値を連結させて、
"i am 20 years old."を表示しましょう。

irbで以下のコードを実行しましょう

では、実際にターミナルでto_sメソッドを試してみましょう。

ターミナル
# to_sで数値を文字列に変換し連結
irb(main):001:0> "i am " + 20.to_s + " years old."

# 続けてこのように表示されれば成功
=> i am 20 years old.

「はじめから文字列"20"を用意すればよかったのでは?」と思うかも
しれません。しかし、足し算した結果を文字列として利用したい場合など、
数値を文字列に変換するto_sメソッドを利用する場面は多くあります。
この方法は必ず覚えておきましょう。

反対に文字列を数値に変換するメソッドもあります。それがto_iメソッドです。これは文字列がもつメソッドです。
to_iメソッドについては、次回説明させていただきます。

まとめ

to_sメソッドとは、数値を文字列に変換するメソッド。

以上。