"100TB"のファイルサーバにあるファイルを断捨離するために(1)


はじめに

ファイルサーバを何年も運用していると、大量のファイルがわんさかと溜まって
容量の限界が今にもやってきそうな状態に。
ファイルサーバの更新がもうすぐ…といった都合の良いことはなかなかないものです。

じゃあ、どうする?

ファイルサーバのファイル断捨離(整理)!

でも、大量にあるデータやファイルをどうすれば良い???

ファイルサーバの整理を行う前の工程に取り組む機会がありましたので、
実際にやってみたことをまとめていきたいと思います。

ファイルサーバの断捨離を始める前に

断捨離を行うまでにどのような取り組みが必要なのか、リストアップしてみると以下のような感じになるでしょうか。
 
1. どんなデータが、どのくらいあるのか把握したい
2. 実際にファイルサーバの使用容量やファイルの種類を可視化したい
3. 断捨離するにあたり、保存/削除するファイルを決めたい
 (運用ルールがある場合は、状況把握とルールの見直しを)
4. 利用ユーザに利用状況やファイルの断捨離に向けた参考情報を共有したい
5. 利用ユーザに協力を得て、断捨離を行う!

これから連載として記載していく記事では、特に 12 についてまとめていきたいと思います。

また、今回断捨離に向けての準備を行うのに使用したツールを少しご紹介します。

ZiDOMA data
https://ari-jp.com/lp/zidoma/

ファイルサーバの分析&移行ツールです。
実際に使用したのは、「分析」機能を使用しました。
分析機能をした後、どのように作業を進めていったのか?というところを踏まえて
ご紹介できればと思います。

次回は、

ZiDOMA dataでの分析の実施、分析データの活用方法の検討

について書いていきたいと思います。