「どこでもKotlin #6 〜Kotlin 1.3の新機能に触れる〜」参加レポート #m3kt
イベント概要
今回はM3さん主催の「どこでもKotlin #6 〜Kotlin 1.3の新機能に触れる〜」に参加してきました。
会場はクラウドワークスさん@恵比寿ガーデンプレイス でした。
https://m3-engineer.connpass.com/event/105650/
Twitter hash tag
What's new in Kotlin
@satorufujiwara さんからKotlinの考え方などのお話がありました。
「Pragmatic(実用主義)」というのがキーワードで、「Kotlin 1.3はまさにそれを表したバージョン」とお話されていたのは、本当にその通りだと感じました。
また、Evolutionのところで話されていた以下の2つ
- Keep the language modern
- Confortable update
これらのバランスを取るためにIDEでのマイグレーションツールなどを提供するというアプローチもJetBrainsならではのアプローチだなと思います。
こういったサポートは開発者としては嬉しい限りですね。
スライドの中で紹介されていた CA.kt の KotlinConf 2018 報告会の資料はこちらです。
また、Kotlin 1.3 の新機能については @_a_akira さんのブログが一番わかりやすいと紹介がありました。
私も勉強のために「Kotlin 1.3 まとめ(Coroutines、Kotlin/Native以外の変更点)」を投稿した時も参考にさせていただきました。
すごくわかりやすかったです。ありがとうございましたm(_ _)m
コードで見る Kotlin 1.3
スライド
(2019/11/13 資料が公開されたので追加しました)
@daiwahome0 さんからのお話で、Kotlin 1.3で追加された機能の紹介でした
注目のCoroutineなどをコードで解説していただきました。
CoroutineはPresenterあたりでやるようなRxのコードを書き換えると読みやすくなるかもという印象です。(人によるかもしれませんが)
個人的にはinline classが結構好きですね。
8割完成済みのJavaプロジェクトにKotlinを途中導入した話
@KawamataRyoさんから SpringBoot + Java で作ってたところにKotlinを導入したというお話でした。
元消防士という珍しいご経歴でしたので、印象が強かったですw
デモで簡単なJavaのWebアプリケーションにKotlinを導入するのを実演していただきました。
Androidもそうですが、導入が楽にできるというのは素晴らしいところですね。
Kotlin / Native を「使ってみた」の一歩先へ
@oboenikui さんからKotlin/Nativeのお話です。
Kotlin/Nativeがどういったものか、どういった歩みをしてきたかという内容に加えて、具体的な実装の内容もありました。
まだ、ベータ版ですので、足りないところはあるにしても、だいぶ各種機能が揃ってきた印象でした。
こちらでも紹介されていた@_a_akira さんのブログです。
個人的にもまだKotlin/Nativeは触れていなかったので、今回のお話を聞いてちょっとサンプルアプリぐらい作ってみようかなと思いました。
Kotlin Contracts
@ngsw_taro さんからのKotlin Contractsのお話です。
丁寧な説明で大変わかりやすかったです。
Contractsによりコンパイラが賢くなり、スマートキャストなどの恩恵がさらに受けられるので、より可読性の高いコードがかける印象でした。
カスタムのContractはまだexperimentalですが、Optinalなオブジェクトの状態チェックなどに使えそうなので、個人的には使ってみたいです。
所感
私は今Androidアプリの開発に携わっていますので、CoroutineやContractsは特に興味深かったですし、個人的にはそろそろKotlin/Nativeも試してみようかと思っています。
また、最初にあった「Pragmatic(実用主義)」という言葉も本当に印象深かったです。
今回のバージョンではstdlibへのContracts対応やwhenで変数がもてるようになったり、main関数の引数が不要になったりと、どれも開発者に「優しい」機能だなと感じました。それが「Pragmatic(実用主義)」というところなんだと思いました。
最後に、全体を通して大変勉強になる会でした。ありがとうございました。
Author And Source
この問題について(「どこでもKotlin #6 〜Kotlin 1.3の新機能に触れる〜」参加レポート #m3kt), 我々は、より多くの情報をここで見つけました https://qiita.com/sadashi/items/5143b4e4a7c15411d61d著者帰属:元の著者の情報は、元のURLに含まれています。著作権は原作者に属する。
Content is automatically searched and collected through network algorithms . If there is a violation . Please contact us . We will adjust (correct author information ,or delete content ) as soon as possible .