Safari Books Onlineは英語が少しでもできるなら今すぐ登録すべき


この記事を書いた経緯

先日5年以上ぶりに受けたTOEICで660点を取り、紛いなりにも英語が読み聞きできるようになり、より英語力の向上に努めようと、英語の学習も兼ねて英語での書籍を読み始めました。

とはいえ最近転職をして収入が増えたので技術書にも躊躇なく投資できるようになったものの、結構いろんな技術書をまとめて買い漁る性格で結構な金額になるため、できることなら金額は抑えたいという気持ちを抱えていました。

そんな時にいつだったか目にした「Oreilly公式の書籍読み放題サービス」の存在を思い出したので登録してみたらすごかったので、今回記事にしてあなたにもサービスの素晴らしさを知ってもらおうとん考えた次第です。

Safari Books Onlineとは何か?

早い話、Oreillyが運営している「技術書に関してAmazon UnlimitedとAmazon Prime Videoが一つになったサービス」です、もっというとAmazonみたく、特定の本だけが読み放題なのではなく、あらゆる書籍と動画が見放題というとんでもないサービスになっています。

Safariは、200社以上の大手出版社から発行される書籍、ビデオトレーニング、オライリーカンファレンスのフルコンパイルを提供しているデジタルライブラリーサービスです。ビジネス、テクノロジー、デザイン分野の最新情報がいち早く入手できます。
「Safari Books Onlineのご案内」 - Orally Japan公式ページ

サービスの開始はWikipediaによれば、何と2001年からだそう。もっと早く知っていればよかった。

Safari Books Onlineに登録するメリット

月額39$(技術書1冊レベルの価格)で全てのコンテンツが利用し放題

Amazon UnlimitedとAmazon Prime Videoのようなサービスと言った通り、月額の利用料を払えばその後は追加の課金なくSafari Books Onlineを利用できます。

入門書を除けば大抵の技術書は4,500円するのが当たり前の世界です。

それを毎月ほぼ4,000円レベルの会費で利用し放題というのは金額的にお得というか、今までの常識ではほぼあり得ないレベルと言っていいでしょう。

書籍の動画バージョンがある

現在僕はFunctional Programming in Scalaという書籍を学習中何ですが、この書籍の音声読み上げバージョンの動画がSafari Books Onlineには存在します。

書籍はどうしても自分のスピードで読んでしまいがちですが、動画を視聴することで一定の速度で読み進めることができるようになります。

PDFを読み上げて自分でオーディオブックを作る必要もありませんね。

英語のリソースはほぼほぼ網羅されている

amazon.comなどでちゃんと確認したわけではないが、いわゆる英語の「出版物」はほとんど網羅されていると言っていいのではないでしょうか。
加えて動画などの独自コンテンツも充実していたりするので、多角的な方法で学習を進められます。

英語を学びながら技術の学習ができる

残念ながらSafari Books Onlineは英語のみ対応しており、日本語の書籍や動画はありません。

しかしこれを逆手に捉えれば、英語の勉強にはもってこいということでもあります。

英語力の向上には多読は十分な効果があることが研究で示されているため、英語で技術を学ぶことで技術力と英語力を同時に向上させることができます。

冒頭に書いたように僕はTOIECは660点しかありませんが、基礎的な文法を復習してから洋書を読み始めたので分からない単語の意味さえ引けば読み進めることができます。

おそらくTOEIC600点程度あれば十分楽しめると思いますので、もしあなたが英語力に少し不安があるとしても積極的に登録してみてもいいと思います。

まとめ

より高みを目指すエンジニアであれば、

  • 技術の学習と実践を怠らないこと
  • 英語ができること、あるいはできるようになろうと努力すること

必須の条件だと僕は思っています。

Safari Books Onlineはそんな意識高い系のエンジニアの要求に対して、非常に高い水準で応えてくれるサービスです。

10日間のトライアルも可能なので、興味があれば是非登録してみてはいかがでしょうか。