みんなで盛り上げるIoT博覧祭に参加した


基本情報

  • 【日 時】2018年11月24日 11:00~17:00
  • 【会 場】相鉄岩崎学園ビル8F
  • 【参加費】無料
  • 【主 催】IoT ALGYAN(あるじゃん)
  • 【申し込み】https://algyan.connpass.com/event/95950/

概要

  • みんなで盛り上げるIoT博覧祭というのは、IoT作品展示をメインとして、LT講演もするお祭りイベント
  • 個人や企業は一緒になってIoT技術交流できる
  • 出展者に企業の方が多い、SOROCOMさんも出展したことある
  • 講演が30件以上ある

気になる作品

  • IoT作品がいろいろあるが、気になる作品は1件のみ。実はIoT作品ではなくて、商品である。SORACOM LTE-M Buttonである。

SORACOM LTE-M Buttonとは

  • SORACOM LTE-M Buttonは、AWS IoT 1-Clickのサポート対象デバイスである。AWS IoT エンタープライズボタンと同様に、1回押す、2回押す、長押しするという3つのタイプのクリックをサポートしている。ちなみに、SORACOM LTE-M Buttonはモバイルデータ通信ベースで、日本でKDDIのLTE-Mネットワークと接続できる交換可能なバッテリー式のボタンである。

特徴

  • 日本で広い範囲に使える
    • 日本でKDDI IoT通信サービス LPWAと接続する
    • 通信できるエリアをここに検索できる
    • 展示者へ聞いて、通信失敗の場合はボタン上のライトが赤になることがわかった
    • ボタンを設置する時に、無線通信でアクセスポイントなどの設備が必要ない、直接的にAWSへデータを送れることができる
  • サーズが小さい
    • サイズ:97mm x 33mm x 13.7mm
    • 重量: 65g
    • 電池:単四電池2本
  • 価格が安くて購入簡単
    • 価格:8000円
    • 初回通信時から1年間の通信費用もしくは1,500回のデータ通信費用を含む
    • 1年以上利用する場合は、SOROCOMウェブコンソールから更新の手続きが必要(更新費用:1,200円/年)
    • 補足:AWS IoT 1-Clickと連携するので別料金が必要
  • 利用開始方法が簡単
    • SORACOMウェブコンソールから商品を購入する
    • AWSアカウントを作成する
    • AWS IoT 1-Clickからデバイス登録する
    • AWS Iot 1-Clickにプロジェクトを作成後、デバイスのプレイスメントテンプレートを作成してアクションを設定する。アクションは、用意されているLambda関数をプルダウンで選択できる方か、任意のLambda関数を設定できる

事例

2018/11/1から販売開始になって、実の事例がないが、以下の利用シーンが紹介される

  • 商品の発注
    • オフィスや施設の消費品切れの通知
  • スマートキーの操作
    • Web API経由でスマートキー施解
  • ゴミの回収依頼
    • 回収時期を通知して、作業を依頼
  • 機器故障の修理依頼
    • 設置された機器の故障を通知
  • 施設のアンケート
    • お客様の声をボタンで収集、例えば、one clickでいいねを通知する
  • 配車依頼
    • 病院やレストランなど施設からの配車依頼

まとめ

  • 2016年、IoTに関するプロジェクトに参加したことあって、世界を変える技術に趣味がたくさんある
  • この文書に紹介したIoTに関する商品が、社内にIoTプロジェクトをやっている方に何か貢献できれば嬉しい