勉強会メモ[2019/05/30]


はじめに

この勉強会に参加してきたので、その内容についてまとめます。

「新規サービス開発に求められるエンジニアの特性とは!?」というタイトルでした。講師の方は営業企画部(新規サービスをどのように売るかを企画する部署)に所属している人で、その職業からの視点で今回のテーマについてお話してくださいました。この記事では講師の方の話を私なりに解釈した内容をまとめています。もしかしたら一部認識の齟齬があるかもしれません。(ちなみに今回この記事を投稿することは講師の方より了承を得ています)

話の背景

一部経団連企業による終身雇用の否定副業解禁AI時代など、今の社会動向は大きく変化していっています。こういった時代変化に伴って、私たちエンジニアを含む企業に務める人たちの働き方・求められ方も変化していくと予想できます。

また企業そのものとしても、新たなイノベーションを起こすための取り組みが行われています。そんな中で新規事業を開拓していくことはとても重要です。

今回の講演では新規サービスについての3つの課題についてお話されました。

  • 経験豊富な人がいない
  • その事業をやったことないことがほとんど
  • すべての内容を網羅している人がいない

当然新たな事業・サービスを起こすときにその事業内容を経験している人を社内で見つけることは難しいです。また、新規サービスは小規模な単位の事業内容が広がっていて、そのすべての内容を網羅できる人はほとんどいません。

そういった新規サービス開発には、その事業内容に求められるエンジニアの特性というものがあります。

新規サービス開発に求められるエンジニアの特性とは!?

エンジニアに求められる特性について3つのポイントを話していました。

  1. ポジティブさ
  2. 広く浅い知識
  3. コネクション

以下にて各ワードについて解説します。

ポジティブさ

この言葉の意味は、別に明るい性格の人間が求められているという訳ではありません。前向きに新しいことを何でも学ぼうとする人、色んな知識をスポンジのように吸収していく人が求められるということです。

新しいことをキャッチアップできる人が新規サービス開発ではもとめられます。

広く浅い知識

多岐にわたる分野に携わることがあっても、本人はその各分野の専門性に突き抜けている必要はありません。重要なことはその各分野に詳しい専門家を引き入れる力で、そのために広く浅い知識を身につける必要があります。
ただしここで注意したいのは、人任せにしていいということではなくまずは自分で考えることが大事であり、前述したように自分自身も学び続ける姿勢が重要です。

コネクション

困ったときに相談できる人を見つけておくことです。社内だけではなく社外にも作っておくといいです。そして多くの人から情報を吸収した上での情報選択能力が必要になります。

具体的に起こすべき行動

以上のような特性をもつエンジニアを目指すために、まず最初に実行してみるといい具体的な行動について3つ示されました。

  1. 興味のある分野から勉強を始める
  2. 頼まれたら断らないスタンスを貫く
  3. どんな形でもいいからアウトプットをする

まとめ

以下に今回の話の重要な要素についてまとめます。

  • ポジティブさを持って可能性を追い求める
  • 多面的に物事を見れるように勉強
  • 質問・宿題をもらうことで関係性を築く

所感

自分はまだ社会人エンジニアになってまだ日が浅いので、今回の話で共感できる場面を想像することは正直なところ特にありませんでした。しかしまだ経験が何も無い今の段階だからこそ、こういった話を聞けたことは自分の今後のエンジニア人生にプラスになったのではないかと思います。