Redis-SentinelのSDOWNとODOWNについて


ダウン (ノード停止)

Redis Sentinelでは、ノード停止に関して、ダウンという概念が2つ定義されている。

主観的ダウン(SDOWN)

自身が他のSentinelを停止したと判断した状態。
is-master-down-after-millisecondsに指定された秒数分、
PING要求に対する有効な応答を受信しない場合、SDOWNになる。

客観的なダウン (ODOWN)

Sentinelがクォーラムに設定した数以上のSDOWNを検出すると、ODOWNになる。

クォーラム

マスターが停止したと判断するために、同意する必要があるSentinelの数。


ダウンに関連する設定オプション

parallel-syncs

SlaveをMasterに昇格させた後、同時に同期をSlave取るスレーブの数
値が小さいと1回辺りの同期台数が少ないので、フェイルオーバーの完了に時間がかかる
レプリカが古いデータを提供するように構成されている場合、
すべてのレプリカを同時にマスターと再同期させたくないに設定する。


is-master-down-after-milliseconds

is-master-down-after-millisecondsに指定された秒数分、
PING要求に対する有効な応答を受信しない場合、SDOWNになる。