ブリッジとスイッチの違い


ブリッジとは?

  • L2(レイヤー2)で動作するセグメントとセグメントを中継する機器。

  • リピーターの機能に加えて、MACアドレスを元に宛先を判断してデータを送信する。

  • 10BASE-2や10BASE-5など同軸ケーブルを使用したイーサネットが普及していた頃によく使用されていたが、現在ではほとんど使用されていない。

スイッチとは?

  • L2(レイヤー2)で動作する機器。

  • ハブの機能も備えているものがほとんどなので、「スイッチングハブ」という言い方もする。

  • ブリッジと同様、MACアドレスを元に宛先を判断してデータを送信する。

ブリッジとスイッチの違いは?

  • ブリッジ:ソフトウェア主体で処理するので処理速度が遅い。
    スイッチ:ハードウェア主体で処理するので処理速度が早い。

  • ブリッジ:ポート数が少ない(2〜16ポート。2ポートのタイプが多い。)
    スイッチ:ポート数が多い(何百ポート以上)

  • ブリッジ:MDI(Medium Dependent Interface)ポートを使用する。
    スイッチ:MDI-X(Medium Dependent Interface Crossover)ポートを使用する。

参考サイト:https://www.n-study.com/network/switch5.htm