ドメインとIPアドレスについて


ドメインとIPアドレス

IPアドレスはInternet Protocol Adressの略で、インターネットにおける住所のことである。

IPアドレスは、IPv4とIPv6がありIPv4ではパソコンが世の中に普及して、アドレスが枯渇してしまっているので最近はIPv6に移行してきている。

IPアドレスは数字が、たくさん並んでいるだけなので人間が扱うのに優しとは言えない。そこで、DNS (Domain Name System : ドメインネームシステム)というものが登場した。

ドメイン名を用いて、それをIPアドレスと紐づけることによって人にとって扱いやすくした。

ドメインもIPアドレスも重複してはいけない。なので、それぞれある組織が重複しないように管理を行っている。

IPアドレスは、IANA (Internet Assigned Numbers Authority) を頂点にその配下にそれぞれの地域ごとの組織が存在していてそこで管理している。

ドメインは、ICANN (The Internet Corporation for Assigned Names and Numbers) が管理している。

ドメインの構成

東京大学のWebサイトを例にとると

https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/index.html
このURLのうち
u-tokyo.ac.jp
がドメイン名である。ac,jpはそれぞれ、TLDである。

URLは、IPアドレスのみでなくファイル名まで情報を含むので、URLはドメインの上位概念といえる。

「.ac」や「.jp」にあたる一番右側のブロックは、トップレべルドメイン(TLD)といわれている。TLDは、「国や地域に属するもの」と「属さないもの」の大きく二つに分類される。
acは、アカデミック、jpは日本を表している。一番左のu-tokyoが固有ドメインである。

DNSサーバーについて

DNSサーバーは、ドメインに関する情報を管理していて、DNSによるデータの検索で最も重要な役割を担っている。

参考
マスタリングTCP/IP
レンタルサーバーナレッジ
https://xn--u8j7eobcu7j2kyg7f.jp/special/registrar/index.html