ラズパイ3にNode-RED環境を構築する


目的

 部屋の温度がどのように変化しているのかラズパイとセンサを使用して計測します。
 最初にNode-REDの環境を整えます。

Node-REDとは

JavaScriptをベースにしたビジュアルプログラミング言語で、各機能(ノード)をつなぎ合わせていき、
入力→処理→出力の流れを作っていきます。
ノードにセンサやMQTTブローカーのノードが用意されているので、IoT機器の制御が容易なことです。

準備

1.ラズパイ(Raspbianがインストール済み)
2.Node.jsがインストール済み

インストール

npmコマンドを使用して、Node-REDをインストールする。

$sudo npm install -g --unsafe-perm node-red

実行する

node-redコマンドで実行できます。
ラズパイはメモリ搭載量が少ないので、最大使用量を制限します。

$node-red--max-old-space-size=128

Node-REDの環境にアクセスします。

Webブラウザ上でプログラミングできるため、下記のサイトにアクセスします。

http://localhost:1880

終了する

Ctrl + Cで終了します。

自動起動させる設定

PM2を利用してラズパイ起動時、Node-Redを起動させます。

インストール

$sudo npm install -g pm2

PM2経由でNode-REDを起動する

$pm2 start /usr/bin/node-red --node-args="--max-old-space-size=128" -- -v

起動時に実行することをPM2に指示する

$pm2 save
$pm2 startup systemd

再起動

$reboot

参考資料

https://nodered.jp/docs/getting-started/local
https://nodered.jp/docs/faq/starting-node-red-on-boot