Ubuntu の Network設定


はじめに

Ubuntu の Network 設定は17.10から netplanベースに変更されている。ただ、Ubuntu を Desktop として利用する場合は従来通りの NetworkManager ベースとなっている。どうなっているのかのメモ。
ここの記事が一番わかりやすかった。

調査したバージョン

  • Ubuntu 18.04. Ubuntu Desktop での Network設定は、19.10でも NetworkManager 経由で変わりはなかった。

  • Ubuntu 20.04. Ubuntu Desktop でも変更なし

Ubuntu Desktop 18.04のデフォルト

Ubuntu 18.04 DesktopのデフォルトNetPlan設定.

/etc/netplan/01-network-manager-all.yaml
# Let NetworkManager manage all devices on this system
network:
  version: 2
  renderer: NetworkManager

このrendererキーは、NetworkManager か networkd のどちらかを入れられる。Desktop を構築した場合のデフォルトは NetworkManagerとなっている。 Ubuntu Server だと networkd になる、らしい(未確認)。NetworkManager は GUI 操作で設定できるため、Desktop PC として利用するのならこれでも良い。

この実体がどこかというと、/etc/NetworkManager 配下にある。GUI上からInterface設定をデフォルト値から編集すると、/etc/NetworkManager/system-connections/配下にConfigが生成される。

少し複雑なことを実現するためには NetworkManager よりも NetPlanを使うべきなのだろう。ただ、 NetPlan を使えばすべてを解決できるかというとそうでもない。例えば NetPlanでは Promiscuous Interfaceを設定できず、スクリプトで頑張ることが推奨されていたりする。