どうしてもAtomでAthrill開発環境を作りたい


概要

以前、Athrill開発環境をVSCode上で構築するこんな記事を書きましたが、せっかくなので大人気エディタAtomでの構築方法も簡単にまとめます。

Athrillについて⇒athrill(アスリル)機能マニュアル

Atom環境設定

1. Platformio-ide-terminalのインストール(拡張機能)

必須?Atom内でターミナルを起動できるようになります。インストール後、拡張機能の設定から「Shell Arguments」に使用するシェルへのパスを設定してください。
(WSLのデフォルトなら「C:\Windows\System32\bash.exe」)

Athrill設定

Athrillではデバッグモード動作中、listコマンドで実行中箇所のソース表示を行えますが、標準ではVSCodeを起動しようとするため、Atomが立ち上がるよう修正します。

{athrillルートdir}/bin/linux/geany.shを開き、

geany.sh
code -r -g ${FILE}:${LINE}

の箇所をAtomに変更すればよいのですが、WSLのバグ(らしい)によりatomコマンドでAtomが立ち上がらないことがあります。筆者もそうでした・・・

ここでは対策として、Atomの実行パスを直接書き込む方法を選択します。(より良い方法がありましたらご教授お願いします…!)

# code -r -g ${FILE}:${LINE}
/mnt/c/Users/{ユーザ名}/AppData/Local/atom/app-1.34.0/atom.exe ${FILE}:${LINE}

動作検証

Atom内ターミナルからAthrill上でプログラムを実行し、デバッグモードでl(list)コマンドを実行、起動中のAtomでソースが表示されれば導入完了です!

まとめ

特にこだわりがなければVSCodeが楽です。。。